医療被害者交流会in東京の報告

医療過誤原告の会 関東支部の主催により、「医療被害者交流会in東京」が、以下のとおり開催されました。

1.日時:2014年3月30日(日)13:30~16:30
2.場所:新宿区四ツ谷地域センター(地下鉄丸ノ内線・新宿御苑前駅・徒歩5分)
3.集会内容・プログラム( 敬称略) 受付 海老原英男、佐藤和子
司会 永井国生(役員)
(1)第1部:活動報告・被害者報告(13:40~15:30)
1)医療過誤原告の会活動報告(20分) 会長 宮脇 正和
   医療事故調査制度法制化について情勢を報告しました。
2)医療過誤被害者の闘い報告
①佐藤聰子 さん(埼玉)(30分) 「パイロットが一人消えた日」著者
   息子さんの医療事故について、闘いを詳しく話していただく
   大学病院で狭心症の検査中に心停止、救命措置の遅れで死亡、
   事故直後からすぐに、死因調査と裁判の可能性も考えた準備を始め、
   大学が責任を否定し裁判に、準備11回、裁判所から和解提起、勝訴的和解
②高橋宏さん(東京)(20分) お父さんの医療過誤の報告
   お父さんの医療事故について、闘い提起できず、母が事故について冊子発行
   父が膵臓がんの発見遅れで死亡、病院のミスと確信したが、協力医が急死、
   裁判提起に至らず、問題点を明らかにすべく、事件の経過を冊子にまとめた
<休憩>
(2)第2部:医療被害相談・経験交流(15:40~16:30)
 参加者から第一部で報告した佐藤さん、高橋さんへ弁護士探し、医師探し等について
 質問をだしてもらいながら、全員で意見を出し合った。
 弁護士被害の課題(被害者の願いに向き合わない、調査前に勝敗を判断してしまう)
 裁判のモヤモヤ感・・真相究明・再発防止につながりにくい、なかなか勝てない

終了後、会場近くの居酒屋で交流会をおこない、お互いの近況について交流した