8月以降の医療過誤原告の会関連の集会・イベント案内

1、医療過誤原告の会主催・(8月)医療事故相談会の案内と次回予定
第8回相談会を、2015年8月2日(日)10時00分~12時00分 に開催します。
場所は、全労連会館3F会議室(JR御茶ノ水駅徒歩7分)文京区湯島2-4-4  03-5842-5610
受付定員6名(先着順:申込締切ました)。医療事故被害者が自分たちの経験をもとにアドバイス。
過去に相談された方でもOKです。相談料は無料です。
尚、電話相談は事務局で随時受け付けています。
相談予約申込先 原告の会事務局・(☎ 090-6016-8423)、(Eメール info@genkoku.net
次回は、10月3日(土)10-12時、同じ場所で行います。(定員6名、先着順)

2、医療過誤原告の会・九州地区集会
日時 9月13日(日)13:30~16:30
場所 福岡市健康づくりサポートセンター 研修室A (地下鉄 赤坂駅3番出口徒歩4分)
福岡市中央区舞鶴2-5-1 092-751-7778
内容 医療事故被害者の交流
★医療事故相談会 午前10時から同じ会場で(先着4名・原告の会事務局に事前申込必要)
連絡先 原告の会事務局 (☎ 090-6016-8423)、(Eメール info@genkoku.net

3、9月医療事故調査・公正なガイドライン推進宣伝活動(チラシ配布・署名)<第72弾>
7月は、7月11日(土)16~17時、JR恵比寿駅西口付近で行い、8名参加、
終了後、暑気払いを兼ねて交流会を行ないました。
次回は、9月26日(土)11-12時、JR巣鴨駅改札口付近で行います。
終了後、昼食会兼交流会を12~14行います。交流会のみの参加も可
連絡先 原告の会事務局 (☎ 090-6016-8423)、(Eメール info@genkoku.net

4、医療過誤原告の会・中部地区集会
日時 11月21日(土)13:30~16:30
場所 四日市・しばさん三重 研修1 (近鉄四日市駅・西へ徒歩2分)
内容 第1部 講演等検討中
第2部 医療事故被害者の交流
連絡先 阪本 (☎ 090-5870-9793)、(Eメール)sakanori1255yume@yahoo.co.jp

5、医療過誤原告の会 第24回総会・シンポジウム
日時 12月5日(土)
総会 11~12時
シンポジウム 13:30~16:30
内容  検討中
場所 全水道会館・会議室(東京・水道橋)
連絡先 原告の会事務局 (☎ 090-6016-8423)、(Eメール info@genkoku.net

医療事故・刑事裁判で有罪判決(東京地裁)

本日(7月14日)東京地方裁判所(第810法廷)は、医療事故・刑事裁判で被告人医師に禁固 1年、執行猶予3年(求刑:禁固1年)の有罪判決を言い渡しました。遺族(当会員)の支援にあたりながら裁判を傍聴してきた「医療過誤原告の会」宮脇会長から以下のような声明が寄せられましたので掲載します。

<事故概要>
造影剤誤注射で78歳患者死亡 於・都内公立大規模病院
被告人医師に対する業務上過失致死事故

この度の医療事故で亡くなられた被害者・ご遺族のみなさまに、心からお悔やみ申し上げます。 事故は、2014年4月、都内の公立大規模病院で、腰部脊柱管狭窄症の再発疑いの患者に対し、検査を担当した5年目の医師が、脊髄造影検査には禁忌の注射液を誤投与し、患者が呼吸不全となって死亡した事故でした。今回、裁判を傍聴して、被告人医師の被告人質問を直接聞く事ができました。 被告人医師は事故の事実経過を全面的に認めたうえで遺族に謝罪し、その原因として、
①髄液の造影剤が、血液の造影剤と異なる認識がなかった
②使用する造影剤について、効能等事前に確認しなかった
③造影剤の容器に、髄液造影禁忌と赤字で表示されているのを無視した
など、事故について正直に供述している印象でした。

そもそも医師免許により許可されている業務は、患者の命を直接あずかる危険な行為を伴うものであり、従って、診療に当たっては十分に患者の安全に努める事が前提で、患者は医師に命を預けています。医師になって5年目の被告人医師の供述は、その内容のおそまつさに身震いさせられました。被告人医師は、これまで4年間の研修で、患者の生命・身体を第一に考えることを学ばなかったのでしょうか。 また、研修医療施設は、そのことを教えてこなかったのでしょうか。

病院の当時の指導医は、この事故を教訓に、脊髄造影剤検査についてマニュアルつくり、他職種の立ち合い、事前に薬剤の確認など、病院として安全体制改善に取り組んでいると述べていました。 この度の不幸な事件を機に、医師研修を担っている全国の病院が、医療技術を教育する前に、患者の生命と安全に責任を負っている自覚が育成される医師研修になっているか総点検していただきたい。 また、高度医療の現場でなくても、基本的な安全の見落としが無いか、集団で安全確認システムができているかなど、全病院・診療所等で点検を行い、同様の事故を繰り返さない契機としていただきたい。

2015年7月14日
医療過誤原告の会・会長 宮脇正和

7月医療事故調査・公正なガイドライン推進宣伝活動

事故調設立を求める駅頭宣伝活動は、
2008年11月に開始以来もうすぐ7年、
先月までの延参加人数は、995人となりました。
これまで、ご協力いただいた皆様のご尽力により、
今年10月から医療事故調査制度が施行となりました。
ところが、信頼される事故調査に最も大事な公平性・透明性は、
年間にわたって信頼される事故調査の経験を蓄積されてきた、
モデル事業の教訓が継承されず、病院管理者の姿勢がたよりの、
まことに、心もとないスタートとなりそうです。
医療事故被害者・国民に信頼される制度づくりを目指して、
引き続き、運動を広げていきます。
多くのみなさんの、参加をお願い致します。
7月は、2015年7月11日(土)16~17時、JR恵比寿駅西口付近です。
終了後、納涼を兼ねて交流会を17~19頃行います。交流会のみの参加も可
連絡先 原告の会事務局  (☎090-6016-8423)、(Eメール info@genkoku.net )