会員の裁判予定

皆様の傍聴ご支援お願いいたします。

日時:2009年7月2日(木)10時30分

場所:大阪高等裁判所 82号法廷

原告:堀 満喜子


・概要

悪性リンパ腫の治療を受けていた長男(当時12歳)に、抗がん剤の副作用が出ているにも関わらず、担当医が投与を続けるなどしたため、投与した抗がん剤の副作用である急性膵炎と糖尿病ケトアシドーシスが原因で死亡する。


※連絡先 関西支部 篠原 090-7096-0870

政府の「安心社会実現会議」にて「患者の権利法」が取り上げられました

現在、政府は「安心社会実現会議」を開催しています。同会議で患者の権利法がとりあげられ、報告書に次の文言が入りました。

4 医療と健康の安心

… また、国民の命と基本的人権(患者の自己決定権・最善の医療を受ける権利)を実現するため、2年を目途にそのことを明確に規定する基本法の制定を推進しなければならない。

安心と活力の日本へ (安心社会実現会議報告)

※参考:安全で質の高い医療を受ける権利の実現に関する宣言(日弁連)

医療過誤原告の会・関東地区集会が開催されました

医療過誤原告の会 関東地区集会

6月14日(日)午後、東京都の目黒区民センターにて、医療過誤原告の会・関東地区集会が開催されました。弁護士の神谷恵子氏に講演して頂いたほか、参加者同士の近況報告や情報交換、交流などが行われました。

参加して頂いた皆様ありがとうございました。

医療裁判と医療ADRについて考えるシンポジウム

~真実を語り合える環境作りに向けて~

日時:2009627() 午後1330 1645

場所:エル大阪(大阪府立労働センター)6階大会議室

(京阪電車または地下鉄谷町線「天満橋駅」下車、西へ徒歩約5分。℡06-6942-0001


患者として、または医療者として、医療事故の当事者になる可能性は誰にでもあります。しかし、医療裁判が大きく報道されるたびに、そこに様々な課題があることはうかがい知れても、被害に遭い、取り返しのつかない障害が残ってしまった患者や、命を落とした人の遺族の経験や思いを直接聞き、そこから学ぶ機会や仕組みはほとんどありません。

一方で、現状の医療事故後の対応や解決方法についても、そのような被害者の思いや関わった医療者の思いを超えた様々な提案が出され、混乱してしまっている感があります。被害者の声をよく聞けば、医療事故を裁判で解決をすることを最初から望んでいた人はほとんどいません。これまでの日本では、事故後の不誠実な対応によって、「泣き寝入りか、裁判か」というところまで追い込まれた被害者が、それでも、「真実を知りたい、真実を証明したい」と覚悟を決めて提起した裁判が少なくないのです。また、被害者の多くは、「まず逃げないで事故の事実を受け止め、真実の情報を共有する努力をし原因を分析し、再発防止対策をとることを一緒に考えるシステムを作り、それが実行されていく」という過程で慰められ、心の整理や納得ができていくといいます。そしてこの思いは当事者になってしまった多くの医療者を慰めることになるともいいます。

このような被害者の願いを反映できる環境作りについて考えるシンポジウムです。


<第Ⅰ部被害の実情を知る当事者からの発言(約30分)>

~私たちはなぜ提訴したのか、しなかったのか~

○山中裕子さん○篠原聖二さん○北田淳子さん○高崎晋輔さん

<第Ⅱ部現場の実情を知る有識者による講演(約80分)>

○岡本左和子さん(元ジョンズ・ホプキンス病院(米国)ペイシェント・アドボケイト)

○石川寛俊さん(弁護士、関西学院大法科大学院講師、「医療と裁判」(岩波書店)著者)

○加部一彦さん(医師、愛育病院新生児科部長、多くの医療裁判の医学鑑定に関わる)

○稲葉一人さん(元判事、中京大学大学院教授、医療を含む紛争解決ADRの専門家)

<第Ⅲ部質疑応答とパネルディスカッション(約70分)>

第Ⅱ部で講演をされた4名の他に、医療被害者遺族で、新葛飾病院(東京)の院内相談

員として患者支援活動をする豊田郁子さんをパネラーに加え、会場の参加者の皆さんと共に質疑応答や意見交換をしながら議論を深めていきます。

(コーディネーター:勝村久司)


●予約不要で、どなた様でもご自由にご参加頂けます。(会場定員200名)

受付:PM13時~、参加費:1000(資料代込)、お問い合わせは下記まで


主催:「医療情報の公開・開示を求める市民の会」

(URL) http://homepage1.nifty.com/hkr/simin/ (tel) 090-7485-2591

共催:「患者の視点で医療安全を考える連絡協議会」

共済:「架け橋~ 患者・家族との信頼関係をつなぐ対話研究会」

お し ら せ

1、医療過誤原告の会・関東例会開催のお知らせ

日 時 6月14日(日)13:30~16:30
場 所 目黒区民勤労福祉会館第2洋室
住 所 目黒区目黒2ー4ー36 JR目黒駅徒歩10分
内 容 ①会員交流(裁判報告)、困っている事など
②お話し 神谷恵子弁護士
資料代 会員無料、会員外500円
参加できる方は事務局まで連絡を 090-6016-8423

2、 集会案内 医療の良心を守る会セミナー

テーマ 「医療安全の10年成果と課題を考える」
講 師 出河 雅彦氏(朝日新聞編集委員)
日 時 6月13日(土)13:30~16:45
場 所 全水道会館 文京区本郷1-4-1
JR水道橋 東口徒歩2分
参加費 無料 連絡先 永井さん047-380-9806

医療事故調査委員会・早期設立推進キャンペーン第8弾

● 第8弾を次のとおり,新宿西口で行います。

医療事故調推進キャンペーン チラシ配布・署名活動 第8弾
日時 : 2009年6月19日(金) 18:00~19:00
場所 : JR・小田急線 新宿駅西口出口 付近

よろしくお願い申し上げます。