医療関係裁判を担当した元裁判官の講演会

                                 お し ら せ

法学館憲法研究所から、下記のご案内です。

  当研究所は元裁判官の方々による連続講演会「日本国憲法と裁判官」を開催しておりますが、11月18日(水)に開催する講演会で講演する東條宏さんと矢崎正彦さんは、裁判官時代、労働関係や医療関係の裁判などに携わり、国民・労働者の主張に耳を傾ける判決も出された方です。個々の裁判の具体的な問題のお話にはなりませんが、裁判官が裁判にどのように臨んでいるかを知る機会にもなろうかと思い、お知らせする次第です。
 よろしければご参加いただきたく、ご案内致します。
          記
日時:2009年11月18日(水)午後6時~9時 
講師:東條 宏氏(前橋地方裁判所判事等を歴任。現在、弁護士)
   矢崎正彦氏(仙台高等裁判所秋田支部長等を歴任。 現在、弁護士)
会場:伊藤塾東京校(JR渋谷駅南改札西口徒歩3分)
参加費:500円(ただし、法学館憲法研究所賛助会員は300円)

主催:法学館憲法研究所  後援:伊藤塾 

電話 03-5489-2153

「今こそ患者の権利・医療基本法を!-患者の権利宣言25周年記念シンポジウム-」が開催されました。

2009年10月31日、愛知県産業労働センターにて、「今こそ患者の権利・医療基本法を!-患者の権利宣言25周年記念シンポジウム-」が開催されました。

講演、パネル・ディスカッションに続いて、下記「医療基本法制定を求めるアピール」が全会一致で採択されました。

医療基本法制定を求めるアピール

患者視点からほど遠い民主党政権の医療政策

会員 前田 経一

長妻厚労大臣は10月26日、記者会見で中央社会保険医療協議会(中医協)に新しく委員3人を選任することを発表した。中医協の医療側委員は法律によって、「医師、歯科医師及び薬剤師を代表する委員」となっているが、ボトムアップではなく民主党の息のかかったのメンバーが上から押し込まれる形となった。(1) 事実上、中医協が民主党の下部組織になるようだ。また同様に、社会保障審議会でも民主党に近い委員が選任される見通しだ。(2)