4月医療事故調査制度設立推進 署名・宣伝のご報告

厚労省医療事故調査制度検討部会は、5月29日の会議で、

議論をまとめていく構えのようです。 

公平性・透明性のある公的医療事故調査制度を実現へ向けて、

一層運動を強めていきましょう。

第48弾、医療事故調査制度設立を求めるチラシ配布・署名活動を、

下記の日時・場所で行いました。 

日 時 4月20日(土)17:00~18:00   

場 所 地下鉄丸ノ内線・都営大江戸線 本郷三丁目駅改札口付近

あいにくの雨模様でしたが14名参加して頑張りました。

特に、署名がたくさんご協力いただきました。

終了後、参加者が増えて15名、にぎやかに懇親会を行いました。

次回は、5月26日(日)16時~17時、JR御茶ノ水駅、御茶ノ水橋改札口付近です。

連絡先 宮脇(090-6016-8423)

3/27NHKニュースウオッチ9、「医療訴訟が救急医療の萎縮に」報道、抗議・訂正要請話し合い報告

4月4日午前11時、永井裕之さん(医療の良心を守る市民の会代表)、

永井国生さん(東京医大被害者ネットワーク代表世話人)と宮脇(医療過誤原告の会・会長)の3人でNHKに出向き、

首記の件でニュースウオッチ9編集責任者、チーフディレクター、取材ディレクターの3名と、

4月1日に渡した各団体の抗議・要請文(ファイル参照)に基づいて話し合ってきましたので報告します。

 

冒頭に、こちらから抗議・訂正要請について、丁寧に話しました。

NHK側は、番組編集責任者のN氏が主に話しました。

 

NHKの説明を要約すると、

ニュースウオッチ9は国民の命と安全、安心を

第一義な問題としてとりくんでいる。

今回の埼玉県の事件を取り上げたのも、

救急「たらい回し」で落としてしまった命の重みにこだわったからだ。

第1回目の報道と2回目は救急体制の不備を主眼に報道した。

第3回目は受け入れを断った病院や救急に従事している3名の医師から、

訴訟を理由に救急受け入れを断っている事があると話しがあり、

そういう取材を中心に報道した。(話の内容が事実であるか確認はとってない)

被害者の方が、「訴訟を理由に救急医療が委縮していると報道された」と感じて、

傷ついているのであれば、報道する側にとってはショックで、

こちらの真意は、「訴訟を理由に断っている現実があるのであれば、そのような状況が問題だ」、

と、認識だった。

ニュースウオッチ9の考えは、今回の件は救急体制の不備が原因だとの認識で、

今日、みなさんのお話をうかがって、全く同じ思いだ。

当初から、今回亡くなられた方に取材をしたいと調査してきたが、

特定に至らず、残された課題となっている。

原点に返って、救急たらい回しの被害を受けた方へ、今後取材していただきたいので、

協力をお願いしたい。

また今日、話をうかがった医療安全制度作りについても、取材を進めていきたいので、

協力いただきたい。

以上が、NHK側の釈明です。

 

NHK側は、先日の報道が、

医療被害者を傷つけ、多くの視聴者に誤った認識を伝えたことについて、

こちらの申入れを受け止めたが、その上で、明確な謝罪、訂正をするのではなく、

「救急たらい回しについて、命を救えなかったのは救急体制の不備が、報道の真意だ」、

との釈明は、あらためて画像を観て、とても納得できるものではありませんでした。

しかし、こちらの主張を1時間半にわたって、丁寧に聞きとり、

今後、被害者の取材を行って、正確で深い報道内容にしていくよう努力すると、

返事がありましたので、

今後、NHKがどのようにこの問題を具体化していくのか、しっかり見守っていくことを伝え、

当日の話し合いはそこまでとしました。

宮脇 記

 

救急36回たらい回しは、医療訴訟が原因?NHK報道に抗議

27日夜9時、NHKニュースウオッチ9、大越キャスターの番組で、

医療被害者にとって、見過ごすことが出来ない内容の報道がありました。

 

今年1月、埼玉県北部で「呼吸が苦しい」と訴えた患者が、

救急受入れ先に36回断られ、亡くなられた事件がありました。

当時は、「病院の受け入れ拒否」と報道されたため、病院関係者から抗議があり、

続報第2弾として、「拒否」ではなく「受け入れ不能」だと、

抗議があったと事を紹介して訂正しました。

 

27日夜NHKニュースウオッチ9は第3弾だとして、受け入れを拒否した一つの病院を取材、

内容は、当直医が整形外科医と小児外科医の2名で、

内科の重症救急患者は診る自信がなく断ったとのことでした。

ところが、医師のインタビュー「結果が悪いと即、訴訟になるから」を放送し、

医療訴訟があるから救急医療が委縮していると、印象づける方向にすり替わりました。

受け入れを断った原因が、整形・小児の外科医の当直者しかいないために、断ったのであれば、

埼玉県北部の夜間が、急性期内科患者を診る救急医師体制が弱いところを課題とすべきなのに、

医療訴訟があるから救急受入れを断ったかのような報道は、

娘を亡くし医療訴訟を体験した者としてとても傷つきました。

現在、医療過誤裁判で苦労している多くの医療事故被害者にとっても、

とうてい見過ごすわけにはいかない報道内容です。

また、NHKニュースウオッチ9報道の視点では、埼玉県北部の救急医療体制の本質的な改善にはつながりません。

報道内容に強く抗議し、医療訴訟の厳しい実情を伝える電話をNHK(0570-066066)に行いました。

電話窓口は、こちらの話を録音して担当に伝えると話しました。

ところが、このニュース番組のエンディングで「医療訴訟が救急医療の委縮に」と、

またまた強調する報道が流れ、怒りがふつふつと沸いています。

 

医療過誤原告の会 事務局 宮脇

シンポジウムのお知らせ

「患者の権利章典」を制定している医療生協が、その内容を発展させるために

「医療福祉生協のいのちの章典」制定へ向けてのシンポジウムのお知らせです。

 患医連代表の永井裕之さんがシンポジストとして発言します。

<シンポジウム開催要領>

◇開催日時:2013年3月16日(土)13時~16時

◇開催会場:日本青年館 3階 国際ホール (新宿区霞ヶ丘7番1号 アクセス・地図)

        電話:03-3401-0101

◇開催規模・参加費:200名 ・参加費:1,000円

◇締切日:2月28日(木)を過ぎましたが事務局にお問い合わせください。

◇スケジュール(予定)

・13:00 開会

・13:10~14:10 パネリスト報告

① 東大公共政策大学院医療政策実践コミュニティー 医療基本法制定チーム

   (弁護士)前田哲兵さま

②社団法人日本病院会 名誉顧問 東京医療生活協同組合 中野総合病院理事長

   (医師) 池澤康郎さま

③江戸川大学 メディアコミュニケーション学部 教授 薬害オンブズパースン会議メンバー

   (元NHK記者・ジャーナリスト)隈本邦彦さま

④医療の良心を守る市民の会

   代表 患者・家族と医療をつなぐNPO法人架け橋 理事 永井裕之さま

・14:10~14:20 質疑応答

・14:20~14:40 休憩

・14:40~15:40 パネルディスカッション

・15:40~15:50 質疑応答

・16:00 閉会

◇お問い合わせ・申し込み先:医療福祉生協連 会員支援部(担当:渡辺)

  電話:03-4334-1580

3月医療版事故調設立署名の報告

医療版事故調設立署名・宣伝活動(第47回)の報告です。

日時 31日()16時~17時

場所 東急池上線 池上駅改札口付近

18名が参加して行いました。

落ち着いた雰囲気の街で、用意したチラシを

全部うけとっていただき、署名も40名いただきました。

ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

次回は、4月20日(土)17-18時

地下鉄丸ノ内線、本郷三丁目駅近くの交差点です。

 連絡先 宮脇(090-66016-842)

医療過誤原告の会・関東集会のご案内

医療過誤原告の会事務局からお知らせです。

 

1、医療過誤原告の会・関東地区例会を下記の通り開催します。

日時 20日(水・祭13301630 

場所 全水道会館4F会議室 TEL 03-3816-4196

   JR中央線 水道橋駅東口徒歩2分、改札口を出て左折、

   水道橋を渡る時、道路を挟んで正面に建物が見えます

参加費  無料

内容 講演 「医療過誤裁判を闘って」石政秀紹さん(九州地区幹事)

  医師の鑑定書によらず、弁護士にも苦労されながら、

  裁判に勝利した経過と賠償金を払わずに逃げる主治医との闘いを報告予定です。

 

第二部 会員交流・闘いの経験報告 等

 

 終了後、近くの居酒屋で懇親会を予定しています。

2月医療版事故調推進署名の報告

第46弾、医療事故調査制度設立を求めるチラシ配布・署名活動を、

下記の日時・場所で行いました。 13名のご参加、ありがとうございました。

日 時 2月17日(日)16:00~17:00   

場 所 西武新宿線 野方駅南口(高田馬場から各停7分)

野方は,駅からずっと商店街が伸びていて、

通行する人たちが,比較的ゆったりした歩みの中で,

私たちも落ち着いて事故調の創設を訴えることができました。

学生,女子高生,ベビーカーの子どもを連れたお父さんが,

自分から署名に来て下さり,感心・感動しました。

いつもより多くの署名をいただきました。

とても寒い中でしたが、ラジオ放送局記者の取材があり、

交流会も盛り上がりました。

●次回,第47弾のチラシ配布・署名活動は,

次の日時・場所で,行います。

日時 3月31日(日)16:00~17:00

場所 東急池上線 池上駅 改札前

(東急池上線、蒲田駅から3分,五反田駅から20分)

花見の時期ですので,終了後は池上本門寺境内で花見を兼ねて、

懇親会を行う予定です。

年度末でお忙しいと思いますが、時間の調整がつくようでしたら、

多くの方の参加をお願いいたします。

 連絡先 宮脇(090-6016-8423)

出版物のお知らせ

出版物のお知らせ

精神医学の深刻な被害・問題点を、

マンガで分かりやすく解説しています。

「精神科は今日もやりたい放題」の著者

内海聡医師の渾身の書き下ろしです。

ぜひ、一読をお勧めします

題名 「大笑い!精神医学」 1260円(税込)

著者 内海 聡  三五館(03-3226-0035

医療過誤原告の会・九州集会のご案内

医療過誤原告の会・九州集会を下記の予定で開催します。

関心のある方は、どなたでも参加できます。

日 時    2月24日(日)13:30~16:30

場 所    さいとぴあ(福岡市西部地域交流センター) 第3会議室

〒819-0376 福岡市西区大字女原607-1 TEL(092)807-8900

        (JR筑肥線 九大学研都市駅徒歩1分)

内 容    原告の会・事務局報告 宮脇

       会員の闘いの交流、医療被害相談

参加費    無料

       終了後、交流会を予定しています(実費)

連絡先  九州地区幹事 久保(090-5280-9950)

            石政(080-3914-6848)

医療事故関連シンポのご案内

診療関連死の中立的原因分析と再発防止に関する研究 シンポジウム

- 医療事故における行政指導と再教育 -

厚生労働科研高本班研究報告

日時 2013年2月23日(土)13:30~17:00

場所 東京大学 伊藤国際学術研究センター(東大・本郷の赤門から入門後すぐ右の建物)

内容  1、医療事故における行政指導と再教育の提言 司会 高本眞一氏

報告  樋口範雄氏、宮田哲郎氏、畑中綾子氏、種田憲一郎氏

2、新しい制度構築のための具体的模索  司会 山口 徹氏

報告 南立宏一郎氏、小館尚文氏、児玉安司氏、永井裕之氏、

前村聡氏、宮本哲也氏、Robert B.Leflar氏

3、総合討論

なお、参加費は無料、誰でも参加可能

会場の地図は

http://www.u-tokyo.ac.jp/ext01/iirc/access.html

 

【事前お申込みForm】(参加無料・定員300名;先着順)

御芳名

御所属

御連絡先メールアドレス

★ご記入の上、FAX:03-3862-9233かMail:saoriyoshimura@mitsuihosp.or.jpへ

お申込みください。