講演会in熊本の報告

2013年11月4日 講演会in熊本
2013年11月4日 講演会in熊本

九州・熊本において、講演会を下記の通り開催致しました。

あなたの身近に医療事故はある!「年間24000人医療事故死の現実、同じ被害をくりかえさないために」

主催 医療事故被害者・家族を救う会 代表 古川

日時 2013年11月4日14:00~17:00

場所 熊本県民交流館「パレア」会議室1

熊本市中央区手取本町8-9

1、身近な医療事故報告(古川、石政)

2、講演

「医療被害者の実情と公的医療事故調査制度の早期設立を願う」

講師 宮脇正和(医療過誤原告の会・会長)

3、会員交流

連休の最終日にもかかわらず、新聞社や医療関係の方々を初め、元議員の方など約50人の方々が参加されました。現役の医師でもある主催者の古川氏は、冒頭から「医療ミスを隠ぺいするなんて信じられない。同じ医師として恥ずべき行為だ!」と医療側の隠ぺい体制を厳しく非難し、「報告が出ていない事例を含めると、10倍の年間20万人以上の被害者がいるのではないか? これを放置してきた国や行政にも問題がある」と指摘し、ご自身の医療過誤問題と並行し、国や医師会へも働きかけていくことを宣言されました。

講演会in熊本のおしらせ

講演会のお知らせです、どなたも参加できます。(無料)

あなたの身近に医療事故はある!

「年間24000人医療事故死の現実、

同じ被害をくりかえさないために」

日時 2013年11月4日14:00~16:30

場所 熊本県民交流館「パレア」会議室1

熊本市中央区手取本町8-9

1、身近な医療事故報告

2、講演

「医療被害者の実情と

公的医療事故調査制度の早期設立を願う」

講師 宮脇正和(医療過誤原告の会・会長)

主催 医療事故被害者・家族を救う会 代表 古川

連絡先☎ 096-232-1566

 

10月 医療版事故調推進署名・宣伝活動のお知らせ

10月になって、朝夕が肌寒くなってきました。

みなさんお変わりなく過ごされている事と存じます。

9月29日の原告の会関東集会は37が参加、

佐藤和子さんの講演と、被害者の交流を行いました。

特に、被害報告は9名の方から発言があり、

いずれもご家族が重大な医療被害に遭ったにもかかわらず、

病院が真摯に対応せず、大変苦しんでいる内容で、

被害を体験した会員から、いろいろなアドバイスがありました。

医療事故調査制度を一日も早く設立していく必要性を強く感じさせられました。

さて、10月の事故調設立宣伝・署名は、下記の予定で行います。

みなさんの参加をお願い致します。

第52回医療版事故調設立・宣伝・署名行動 

日時 10月20日(日)16:00~17:00

場所 JR浜松町駅 北口改札前駅改札付近

終了後、参加者で交流会を予定しています

 

今年の原告の会総会・シンポジウムは、下記の予定で開催します

 11月30日(土)総会     11時~12時

シンポジウム 13時~17時

場所  全労連会館ホール(東京・御茶ノ水)

連絡先 宮脇(090-6016—8423)

裁判傍聴のお願い

群馬・伊藤武二さんから、裁判傍聴の要請がありましたので、

お知らせいたします。

 

1、日時 10月22日(火)14時20分開廷

場所 東京高裁 424法廷

 

2、日時 10月30日(水)11時開廷

場所 前橋地裁高崎支部

 

問い合せ先 伊藤武二さん(090-9018-3032)

 

 

 

原告の会・関東集会のご案内

医療過誤原告の会関東集会を下記の予定で開きます。

原告の会に関心のある方は、どなたでもご参加できます。

9月29日(日)13:30~16:30

場所 全水道会館 小会議室

文京区本郷1-4-1 (03-3816-4196)

JR水道橋駅東口徒歩2分、都営地下鉄三田線水道橋駅A1出口徒歩1分

①   講演 医療過誤裁判を闘って  佐藤和子氏

②   医療事故被害の交流

参加費 無料

終了後、参加者で交流会を予定しています
連絡先(原告の会事務局・宮脇 0990-6016-8423)

9月、医療版事故調推進宣伝中止のお知らせ

医療版事故調設立・第52回宣伝・署名行動

9月は、下記に予定していましたが、

 

日時 9月16日(月・祝)16:00~17:00

場所 JR総武線・両国駅改札口付近

 

台風の接近で、交通機関の運休が出始めましたので、

「中止」といたします。

今後の予定は、追ってお知らせいたします。

連絡先 宮脇(090-6016-8423)

山田哲男先生追悼シンポジウム「医療裁判と同僚評価」ご案内

「山田哲男先生追悼シンポジウム『医療裁判と同僚評価』」

を開催されます。 医療事故被害者のために、山田先生から、

大きなご尽力をいただきました。

1.日時 平成25年9月7日(土)13時15分より(開場13時)

2.場所 ウインクあいち 1101会議室(11階)

3.申込不要・参加費無料

■プログラム■

●総合司会 佐藤融さん(陶芸家)

13:15 ●ご挨拶 山田紀子さん(山田哲男先生ご遺族代表)

(第1部) シンポジスト報告

それぞれの立場から、医療裁判と同僚評価に関するご意見をお話しいただきます。

13:20 ●森      功さん(医師、社会医療法人医真会理事長、

医療事故調査会代表世話人)

●鈴木    滿さん(医師、聖霊病院副院長・医療安全管理室長、

医療事故調査会世話人)

●油井香代子さん(医療ジャーナリスト)

●出元 明美さん(陣痛促進剤による被害を考える会代表)

●柴田 義朗さん(弁護士、医療事故情報センター理事長)

14:45 休憩(15分間)

(第2部) パネルディスカッション

15:00 ●コーディネーター 加藤良夫さん(南山大学法科大学院教授、弁護士、

医療事故情報センター常任理事)

16:25  ●閉会のご挨拶 貞友義典さん(弁護士、貞友義典法律事務所)

 

連絡先  医療事故情報センター事務局<mmic@nifty.com> TEL:052-951-1731

医療事故調査制度シンポジウムの報告

医療事故調査制度の検討が重要段階になっていますが、

患医連・事故調フォ-ラム主催で下記シンポジウムを開催しまし、

150名余の参加で、熱心な議論が、今後に生かされるよう願っています。

 

院内事故調を中心とする“真の”医療事故調査体制を確立するために

【日時】 平成25年8月24日(土)13:30 ~16:45  受 付;13:00~

【場所】全労連会館ホール( JR御茶ノ水駅徒歩5分)

【内容】

第1部 各シンポジストからのプレゼン

【コーディネータ】大熊 由紀子氏 (国際医療福祉大学大学院教授)

【シンポジスト】

1)大坪 寛子氏(厚生労働省 医政局医療安全推進室長)

2)木村 壮介氏(日本医療安全調査機構 中央事務局長)

3)長尾 能雅氏(名古屋大学医学部教授)

4)樋口 範雄氏(東京大学法学部教授)

5)鈴木 利廣氏(すずかけ法律事務所 弁護士)

6)宮脇 正和氏(医療過誤原告の会 会長)

7)岩本   裕 氏(NHK 放送文化研究所)

第2部 パネルディスカッション

「院内事故調を中心とする“真の”医療事故調査体制を確立するために」

第1部の報告を受け、会場からの質問も配慮して討議されました。

第2部 シンポジウムでの議論,意見(木下弁護士によるまとめ転載)

●宮脇氏が報告挙げた事例をもとに,院内でどのような対応をするか議論

→長尾氏 そのような事例については,院内事故調をすることを進言する。

院内事故調を実施するか否かの決定は病院長。

自分としては,調査は一本化したい。結果がばらばらになるような事態は避けなければならないと考えている。

第三者機関が調査するというのであれば,院内の調査を保留して,第三者機関の調査結果を待ちたい。

●宮脇氏より,時間がたっても,遺族申請に基づく第三者機関の調査を開始するべき,という意見に対し,次の意見あり。

むしろ始めから第三者機関が調査できるような体制を整えていくことが重要だし,それで対応できる。

病院届け出と遺族申請が考えられるが,第三者機関が遺族申請の場合に,調査の対象にあたるかどうかを判断することが重要。

●(樋口氏)アメリカでは,院内事故調査の結果を裁判の証拠に使えないようになっている。

そのようにすべきだという意見が,日本の事故調創設の議論の中で言われることがある。

しかし,アメリカでは,民事裁判で負けて医療過誤を起こしたことが認められると,

保険料がアップする。多額の保険料支払いのため,医師を続けられなくなる。

また,医療過誤を起こしたことが,データベースに登録され,医師・医療機関であればデータベースを見ることができ,

医療過誤を起こした医師は雇われなくなる。

そのため,アメリカの医師は医療過誤と扱われることを恐れている。

そのようなアメリカと,そういう状況がない日本と同列に扱うべきという議論はおかしい。

●第三者機関がきちんとした調査をすれば,

本来しなくて良い裁判まで行かなくて済む。このような効果が副次的に予想される。

モデル事業を経験したものでも,訴訟まで行くのは,少数である。

●カルテ改ざんなどに罰則を設けることを盛り込むべきでは,

という質問・意見に対して,

(大坪氏)レアケースを前提に話していると,制度ができない。

懲罰の対象になる人を前提とした制度を作ることは考えていない。

●(長尾氏)院内事故調査を行うときに,

診療記録とは別に,事実経過の報告書を関係者各人に書かせる。それを基に後で記憶のすりあわせを行う。

●(大坪氏)院内事故調査に関するガイドラインを今後作るが,

モデル事業に関わってきた方々によって作ってもらう予定。

●現在,外部委員を院内調査などに入れることを求められているが,

大学病院などの臨床研究では,倫理委員会に外部者(法律家など)を入れている。

したがって,事故調査の場面でも,第三者を入れる土壌はできている。

以 上

【主催】 患者の視点で医療安全を考える連絡協議会  医療版事故調推進フォーラム

7月医療版事故調推進署名の報告

公的な公正中立な医療事故調査制度を求める,

第51弾のチラシ配布・署名活動を行いました。

猛暑の中でしたが、9名の参加で頑張りました。

日時 7月15日(月・祝)16:00~17:00

場所 JR巣鴨駅 改札口前交差点付近

☆終了後は暑気払い・懇親会を行いました。

次回は、9月16日(月・祝)16-17時、

    総武線両国駅改札付近の予定です。