「医療事故調査機関早期設立キャンペーン」を開始しました

私たちが求める医療版事故調

私たちが求める医療版事故調(医療事故調査機関)は次の目的と性格をそなえるものです。

1、目的

医療事故の原因を究明して、再発防止を図り、医療事故にあった患者・家族への公正な対応を目的としたもの。

2、性格

公正中立性: 中立の立場で、手続と調査内容が公正であること
透明性: 公正中立に調査が行われていることが外部からみて明らかなこと
専門性: 事故分析の専門家によって、原因究明・再発防止を図ること
独立性: 医療行政や行政処分・刑事処分などを行う部署から独立していること
実効性: 医療安全体制づくりに、国が十分な予算処置を講じること

このような医療版事故調の早期設立を求めます。 医療事故調査が、目的に沿って実現されるように、医療版事故調の具体的なあり方を考えていきましょう!

 

医療事故調査機関早期設立キャンペーン-パンフレット表面  
パンフレット表面

医療事故調査機関早期設立キャンペーン-パンフレット裏面  
パンフレット裏面

(※PDF版はこちらPDF

医療過誤原告の会 第17回会員総会・シンポジウム開催

日付 11月23日(日)

場所 大阪府立労働センター (エル・おおさか)6階大会議室会
(京阪電車・地下鉄谷町線「天満駅」下車、西へ徒歩約5分 →地図

時間
 幹事会          10:30~11:00 (役員対象)
 第17回定期会員総会 11:00~12:00 (会員対象)
 シンポジウム      13:00~16:30 (一般公開)
 懇親会(当日受付)   17:30~19:30 (希望参加)

〇 シンポジウム内容

テーマ 医療事故を安全な医療の教訓に
公正中立な医療事故調査機関の早期設立を

1.医療過誤裁判報告
「無断で繰り返される、人体実験」 2件
2.「医療安全調査委員会設置法案(仮称)」報告
厚生労働省医療安全推進室長 佐原 康之
3.シンポジウム
「医療事故被害を教訓に、公正中立な医療事故調査制度の早期設置を」

シンポジスト 石川寛俊(弁護士)  仲正昌樹(金沢大学法学部教授)
打出喜義(医師・金沢大学医学部産婦人科)
山本啓一(医師・山本医学鑑定研究所・所長)
佐原康之(厚生労働省医療安全推進室長) 油井香代子(医療ジャーナリスト)
勝村久司(医療情報の公開・開示を求める市民の会)

司会 宮脇正和(本会・会長) 篠原聖二(本会・副会長)

参加費 無料(資料代カンパをお願いします)

会員以外の方もご参加いただけます。詳しくはパンフレット(PDF)をご覧下さい。

本会会長が厚労省検討会のヒアリングに出席します。

いわゆる医療事故調について医療事故被害経験者の団体として意見を述べます。

○第16回診療行為に関連した死亡に係る死因究明等の在り方に関する検討会
  日時 11月10日(月) 16:00~18:00
  場所 厚生労働省 省議室 (9階)
  議題 
   1)ヒアリング
    ・全日本病院協会 徳田禎久 常任理事
    ・全国医学部長病院長会議 嘉山孝正
    ・医療過誤原告の会 宮脇正和 会長
   2)その他

傍聴方法など詳細は、こちらでご確認ください。

会員からのお知らせ

会員からのお知らせです。

妻と次男の死亡した事件、医療事故の訴訟を起こしました。
第一回目の裁判期日が決定しましたので、
裁判傍聴をよろしくお願いいたします。 横井 駿男

日時 平成20年10月30日(木) 午後1時10分
場所 東京地裁八王子支部 401号法廷
原告 横井駿男・横井宏
被告 こうの産婦人科   

「先端医療」の落し穴‐姫路赤十字病院小児リンパ腫男児死亡訴訟をめぐって

本会副会長の事件が本になりました。ぜひお読みください。

「先端医療」の落し穴‐姫路赤十字病院小児リンパ腫男児死亡訴訟をめぐって

訴訟の歴史的な意義と先端医療を行う条件への提言。姫路赤十字病院で行われた抗ガン剤による小児リンパ腫の治療を受けていた男児が死亡した事件(2008年10月に大阪高裁で和解成立)をめぐって、遺族が起こした訴訟の記録。

http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32147504

http://www.ochanomizushobo.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-275-00592-2

医療過誤原告の会 関西地区集会のおしらせ

本会が関西地区で集会を行います。(会員以外の方もご参加いただけます。)

日時   10月26日(日) 13:00 ~
場所   神戸市三宮センタープラザ西館 6F 10号室
      (JR・阪神・阪急・地下鉄「三宮駅」より徒歩5分 →地図
内容   ・第17回総会・シンポジウム準備
      ・会員の現状報告と交流
連絡先 篠原聖二副会長 (電話 050-3327-7767)

人権講座 「ネット社会と人権侵害-医療被害者の経験すること」

奈良女子大学で、下記の企画がございます。 ご多忙中恐れ入りますが、ご出席いただけましたら幸いです。恐れ入りますが定員の都合がありますので、ご参加のときは、お手数ですが事前にお知らせ下さい。よろしくお願い致します。

人権講座 「ネット社会と人権侵害-医療被害者の経験すること」

杉野文栄 (杉並割り箸事故事件) 30分
 高崎憲治 (大淀町立病院事件) 20分
 山口研一郎 やまぐちクリニック院長 20分
 質疑応答 20分

日時 10月10日(金) 16:30-18:00
 場所 奈良女子大学 生活環境学部会議室 約80席

趣旨
    医療事故被害者は、事件そのもので本人および家族に身体的・精神的・社会的被害が及ぶだけではなく、その後の社会から受けるバッシングによっても大きな被害を受ける傾向がある。この講演会では、1999年7月に杉並区の養護学校行事で綿飴を咥えて転倒し、口蓋内に折れた割り箸が残留してなくなった事件の当事者である杉野さんと、大淀町立病院で出産中に脳出血を起こし搬送先が6時間見つからずにようやく受け入れられた病院で1週間後に亡くなられた女性の義父に当たられる高崎さんから、事件後に、とくにネット上で医師等から受けたバッシングについて語っていただく。
   また、医師の立場から、山口研一郎氏よりネット社会において医療被害者の人権をどう守って いかなければならないかについて語っていただきます。

奈良女子大学 栗岡幹英

関連記事: 「憶測で中傷しないで」 死亡妊婦の遺族ら講演 【共同通信】
      ネット社会と人権考える 妊婦死亡・遺族、中傷で2次被害も 【毎日新聞】

医療の良心を守る市民の会シンポジウムのお知らせ

医療の良心を守る市民の会 第6回シンポジウムinなごや

テーマ:「医療事故調査に期待すること」

日時:平成20年10月25日(土) 13:30~17:00
会場:愛知県勤労会館 名古屋市昭和区鶴舞1-2-32 TEL(052)-733-1141
JR◇名古屋駅~中央線「鶴舞駅」 下車公園口より南へ徒歩5分
地下鉄◇名古屋駅~東山線に乗車1区間「伏見駅」 乗換え、伏見駅~鶴舞線に乗車、2区間「鶴舞駅」下車5番出口より南へ徒歩5分

参加費:無料(募金をいたします)
定 員:210名 (事前登録優先)

●17:30~ 交流会 先着50名まで 会費:4,000円 場所:同会館 レストラン

【主催】:医療の良心を守る市民の会 
(問い合わせ先&事前登録先)
E-mail; liaison_office@yahoogroups.jp  Fax;047(380)9806
〒124-0012  葛飾区立石5-2-2-802 清水方

詳細は「医療の良心を守る会」のサイト(下記ページ)でご確認ください。 http://ryousin.web.fc2.com/

会員よりお知らせ

会員より下記の掲載依頼がありましたので、ご案内します。

私の夫は大学病院で「心臓バイパス手術」を内科医から勧められるというより「明日死んでも知りませんよ!」と脅かされ手術の同意をしてしまいました。

手術は平成15年6月3日から1週間に動脈の血、静脈の血、肺の血が止まらず、5回も行われたのです。

やはり脳に異常をきたし、植物人間から死に至りました。

私は医師の技量が許せなかったから裁判に訴えたのではりません。医療放棄、隠ぺい工作等、書ききれない程、許せないことがあり、私は弁護士に「証拠保全」を依頼しましたが、結局病院と繋がっていました。

私は弁護士に失望し、夫の事は他人に任せる気もなくなり、1人でやってみようと思い、今弁護士も付けず、裁判書記官室で5回迄これました。今の所は1人でも困った事は無かったと言えます。

被告の方は私から狭窄0%の冠動脈にグラフトを繋いだ事を見抜かれた為、追いつめられた被告病院は何を思ったのか、今頃突然手術中の変更と手術の説明書は正面図では無く反転図である等有り得ない事を言ってきました。

手術は随分前の事です。最初から解っている筈なのに罪を逃れる為変更してきても通用するでしょうか。又、反転図も全てデタラメである事が解りました。心臓の模型を買って来て実証しました。被告病院の手術説明書が残っている以上、医療ミスは避けられないのです。これは只の過失ではありません。

私は今、カルテの改ざんを発覚し、それを準備書面で送りました。狭窄のない所に幾つもの狭窄を書き入れ手術の必要もない夫に「手術適応」にしていたのです。

故意の場合は犯罪です。被告病院は被告病院はカルテの改ざんを免れ様と今必死になって嘘を作りあげ様としています。その裁判は公開になります。弁護士9名名前を連ねています。

地獄の苦しみを味わいながら1年9か月機会に繋がれて死んで行った夫の為にも頑張ってみようと思っています。

本当は1人で闘う年ではありません。老後のんびり過ごしたいと思っていたのです。高齢である私が1人で裁判をやれる精神的な支えは同じ医療過誤の家族は勿論ですが、夫に冥土の土産として裁判の話をしてやりたいという思いからです。

この裁判は1人でも多く傍聴に来て頂ければと思っています。 (川幡)

日時:10月30日 10時半
場所:東京地方裁判所 611号法廷

医療の良心を守る市民の会 第5回シンポジウム のお知らせ

医療の良心を守る市民の会がシンポジウムを行います。

テーマ:「中立公正な医療事故調査機関の早期設立を望む」
     ―臨時国会での法制化を目指すために―
日時:平成20年9月6日(土) 13:30~17:00
会場:全日通霞ヶ関ビルディング

詳しくは、医療の良心を守る市民の会のサイトでご確認ください。