会員からのお知らせです。
妻と次男の死亡した事件、医療事故の訴訟を起こしました。
第一回目の裁判期日が決定しましたので、
裁判傍聴をよろしくお願いいたします。 横井 駿男日時 平成20年10月30日(木) 午後1時10分
場所 東京地裁八王子支部 401号法廷
原告 横井駿男・横井宏
被告 こうの産婦人科
会員からのお知らせです。
妻と次男の死亡した事件、医療事故の訴訟を起こしました。
第一回目の裁判期日が決定しましたので、
裁判傍聴をよろしくお願いいたします。 横井 駿男日時 平成20年10月30日(木) 午後1時10分
場所 東京地裁八王子支部 401号法廷
原告 横井駿男・横井宏
被告 こうの産婦人科
本会副会長の事件が本になりました。ぜひお読みください。
「先端医療」の落し穴‐姫路赤十字病院小児リンパ腫男児死亡訴訟をめぐって
訴訟の歴史的な意義と先端医療を行う条件への提言。姫路赤十字病院で行われた抗ガン剤による小児リンパ腫の治療を受けていた男児が死亡した事件(2008年10月に大阪高裁で和解成立)をめぐって、遺族が起こした訴訟の記録。
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32147504
http://www.ochanomizushobo.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-275-00592-2
本会が関西地区で集会を行います。(会員以外の方もご参加いただけます。)
日時 10月26日(日) 13:00 ~
場所 神戸市三宮センタープラザ西館 6F 10号室
(JR・阪神・阪急・地下鉄「三宮駅」より徒歩5分 →地図 )
内容 ・第17回総会・シンポジウム準備
・会員の現状報告と交流
連絡先 篠原聖二副会長 (電話 050-3327-7767)
奈良女子大学で、下記の企画がございます。 ご多忙中恐れ入りますが、ご出席いただけましたら幸いです。恐れ入りますが定員の都合がありますので、ご参加のときは、お手数ですが事前にお知らせ下さい。よろしくお願い致します。
人権講座 「ネット社会と人権侵害-医療被害者の経験すること」
杉野文栄 (杉並割り箸事故事件) 30分
高崎憲治 (大淀町立病院事件) 20分
山口研一郎 やまぐちクリニック院長 20分
質疑応答 20分
日時 10月10日(金) 16:30-18:00
場所 奈良女子大学 生活環境学部会議室 約80席
趣旨
医療事故被害者は、事件そのもので本人および家族に身体的・精神的・社会的被害が及ぶだけではなく、その後の社会から受けるバッシングによっても大きな被害を受ける傾向がある。この講演会では、1999年7月に杉並区の養護学校行事で綿飴を咥えて転倒し、口蓋内に折れた割り箸が残留してなくなった事件の当事者である杉野さんと、大淀町立病院で出産中に脳出血を起こし搬送先が6時間見つからずにようやく受け入れられた病院で1週間後に亡くなられた女性の義父に当たられる高崎さんから、事件後に、とくにネット上で医師等から受けたバッシングについて語っていただく。
また、医師の立場から、山口研一郎氏よりネット社会において医療被害者の人権をどう守って いかなければならないかについて語っていただきます。
奈良女子大学 栗岡幹英
関連記事: 「憶測で中傷しないで」 死亡妊婦の遺族ら講演 【共同通信】
ネット社会と人権考える 妊婦死亡・遺族、中傷で2次被害も 【毎日新聞】
医療の良心を守る市民の会 第6回シンポジウムinなごや
テーマ:「医療事故調査に期待すること」
日時:平成20年10月25日(土) 13:30~17:00
会場:愛知県勤労会館 名古屋市昭和区鶴舞1-2-32 TEL(052)-733-1141
JR◇名古屋駅~中央線「鶴舞駅」 下車公園口より南へ徒歩5分
地下鉄◇名古屋駅~東山線に乗車1区間「伏見駅」 乗換え、伏見駅~鶴舞線に乗車、2区間「鶴舞駅」下車5番出口より南へ徒歩5分
参加費:無料(募金をいたします)
定 員:210名 (事前登録優先)
●17:30~ 交流会 先着50名まで 会費:4,000円 場所:同会館 レストラン
【主催】:医療の良心を守る市民の会
(問い合わせ先&事前登録先)
E-mail; liaison_office@yahoogroups.jp Fax;047(380)9806
〒124-0012 葛飾区立石5-2-2-802 清水方
詳細は「医療の良心を守る会」のサイト(下記ページ)でご確認ください。 http://ryousin.web.fc2.com/
会員より下記の掲載依頼がありましたので、ご案内します。
私の夫は大学病院で「心臓バイパス手術」を内科医から勧められるというより「明日死んでも知りませんよ!」と脅かされ手術の同意をしてしまいました。
手術は平成15年6月3日から1週間に動脈の血、静脈の血、肺の血が止まらず、5回も行われたのです。
やはり脳に異常をきたし、植物人間から死に至りました。
私は医師の技量が許せなかったから裁判に訴えたのではりません。医療放棄、隠ぺい工作等、書ききれない程、許せないことがあり、私は弁護士に「証拠保全」を依頼しましたが、結局病院と繋がっていました。
私は弁護士に失望し、夫の事は他人に任せる気もなくなり、1人でやってみようと思い、今弁護士も付けず、裁判書記官室で5回迄これました。今の所は1人でも困った事は無かったと言えます。
被告の方は私から狭窄0%の冠動脈にグラフトを繋いだ事を見抜かれた為、追いつめられた被告病院は何を思ったのか、今頃突然手術中の変更と手術の説明書は正面図では無く反転図である等有り得ない事を言ってきました。
手術は随分前の事です。最初から解っている筈なのに罪を逃れる為変更してきても通用するでしょうか。又、反転図も全てデタラメである事が解りました。心臓の模型を買って来て実証しました。被告病院の手術説明書が残っている以上、医療ミスは避けられないのです。これは只の過失ではありません。
私は今、カルテの改ざんを発覚し、それを準備書面で送りました。狭窄のない所に幾つもの狭窄を書き入れ手術の必要もない夫に「手術適応」にしていたのです。
故意の場合は犯罪です。被告病院は被告病院はカルテの改ざんを免れ様と今必死になって嘘を作りあげ様としています。その裁判は公開になります。弁護士9名名前を連ねています。
地獄の苦しみを味わいながら1年9か月機会に繋がれて死んで行った夫の為にも頑張ってみようと思っています。
本当は1人で闘う年ではありません。老後のんびり過ごしたいと思っていたのです。高齢である私が1人で裁判をやれる精神的な支えは同じ医療過誤の家族は勿論ですが、夫に冥土の土産として裁判の話をしてやりたいという思いからです。
この裁判は1人でも多く傍聴に来て頂ければと思っています。 (川幡)
日時:10月30日 10時半
場所:東京地方裁判所 611号法廷
医療の良心を守る市民の会がシンポジウムを行います。
テーマ:「中立公正な医療事故調査機関の早期設立を望む」
―臨時国会での法制化を目指すために―
日時:平成20年9月6日(土) 13:30~17:00
会場:全日通霞ヶ関ビルディング
詳しくは、医療の良心を守る市民の会のサイトでご確認ください。
上記、要望内容の再発防止に加え、その他の民事上の責任についても、福島県はご遺族に対して、誠実に答えるよう求めます。
(※一部ネット上でご遺族を中傷する動きがあったようなので、当会の判断で、お名前の部分は伏せさせて頂きました。)
27日、 本会と医療事故市民オンブズマン・メディオ、医療情報の公開・開示を求める市民の会、医療の良心を守る市民の会、陣痛促進剤による被害を考える会、東京女子医大病院 患者家族連絡会の6団体は、大野病院事件のご遺族と共に舛添要一厚生労働大臣に面会し、公正中立な医療事故の原因調査・再発防止制度の早期設立を要請しました。
本会会長の宮脇は大臣に、
「診療行為により予期しない結果が生じた場合、本来医療機関に原因調査と患者・遺族への説明責任があるにも関わらず、これらの責任が不十分な医療機関は、いまだに存在しています。
公的な原因調査のシステムが存在しないために、納得いく説明を得られなかった患者・遺族は、やむおえず裁判に追い込まれています。
ところが民事裁判においては、もともと医療機関にあった説明責任が、(通常)専門知識も証拠を集める能力もない患者・遺族に、立証責任という形で転嫁されるため、たとえ医療ミスによる被害であっても、立証できず涙をのむ患者・遺族が出ています。
公的な原因調査のシステムが設立されることによって、正確な事実認定と、再発防止、医療過誤と判明した場合の適切な補償が、裁判に至る前に行われ、患者の納得、およびその結果として、医療訴訟が減ることを切に期待しています。」
と伝えました。
舛添大臣からは、医療安全調査委員会設置法案を、秋の臨時国会で、議員立法の形で提出したいとの回答があり、「最初から100%(の制度)にならないかもしれないが、早期に動かして、医師や患者の意見を取り入れながら、少しでもいい制度にしていきたい。」と、制度実現へ強い意欲を示されました。
大野病院事件についてマスコミよりコメントを求められたため、下記のように答えました。
2008年8月20日
医療過誤原告の会
会長 宮脇正和
① 私は1983年に娘を医療過誤で亡くし、10年間の医療過誤裁判の後、病院側の全面謝罪で和解しました。 医療過誤原告の会の会員は、医療被害者として、これまで医療事故の際の説明や、医療過誤裁判の場で、カルテの改ざんや、証拠のねつ造・隠蔽、医療者の事実と全く異なるウソの証言に少なからず遭遇し、医療界に対する信頼を打ち砕かれてきました。
② 私たち被害者の願いは、「医療事故の事実から真摯に学び、事故の再発防止に役立てていただきたい」と言うことです。
③ 無罪判決ではあるが、裁判の過程で事故調査委員会報告以上に、事故の真相が明らかになった意義は大きい。
④ 判決結果は、医療界が今回の事件から謙虚に教訓を受け止めることになるか、心配している。
⑤ 国民が望んでいることは、安全なお産であり、リスクが予想されるお産については、事前の対策(複数の医師体制、対応設備のある病院に送る、輸血の準備をしておく)をしっかりとることが、大野病院事件の最大の教訓ではないでしょうか。
今後、医療界がお産における安産対策を一層進めることが、遺族や国民の願いに応えることではないか。
⑥ 医療関係者に望むことは、事故の事実を真摯に公表してほしい。そのことが患者と医療機関の、率直な信頼関係を築くことになり、はじめて、医療事故の教訓を、安全対策に生かせることにつながる。
⑦ 現在、医療安全調査委員会等、死因究明を行う第三者機関の設置法案が議論されているが、医療者が自律的に事故を教訓化することにより、国民の信頼を広げるよう期待している。