「日本の医療を守る市民の会」勉強会のお知らせ
臓器移植法は救急現場に変容をもたらしたか?
~脳外科医の立場から危惧すること~
講師 山口研一郎氏(やまぐちクリニック院長) 脳神経外科、神経内科、リハビリテーション
日時 1月14日(土)18:30~
場所 中野サンプラザ8階研修室(中野駅北口 徒歩2分)
参加費 一般1500円、学生800円
申込先 http://iryo-mamorukai.com/ 又は FAX 03-3383-6030
「日本の医療を守る市民の会」勉強会のお知らせ
講師 山口研一郎氏(やまぐちクリニック院長) 脳神経外科、神経内科、リハビリテーション
日時 1月14日(土)18:30~
場所 中野サンプラザ8階研修室(中野駅北口 徒歩2分)
参加費 一般1500円、学生800円
申込先 http://iryo-mamorukai.com/ 又は FAX 03-3383-6030
医療ミスで意識を失った息子さんを介護して22年、
事故原因究明と再発防止の運動を続けてこられた稲垣さん。
医療事故防止のために精力的に全国で講演活動、
厚労省の検討会での丁寧な提言等、
多くの医療被害者・医療者・行政の方に読んでいただきたい。(宮脇)
第33回 事故調宣伝報告
日時 12月23日(金)16:00-17:00
場所 JR品川駅・高輪口側
今回は祭日でしたが、寒さを吹き飛ばす勢いで、
12名が参加してチラシ配付・署名活動を行いました。
品川駅高輪口は、人通りが多く、
年末らしく忙しそうに人が行き交っていましたが
チラシ受け取り、署名もよく協力いただきました。
宣伝活動を終了後、近くの居酒屋で望年会開催。
遅れて望年会参加の方を交え、3時間熱く今年・来年を語りました。
宮脇
「医療過誤原告の会」は1991年10月発足以来20年が経過しました。
12月3日(土)「医療過誤20年、医療・司法は変わったか?」と題して、20年の闘いの歴史を振り返り、今後の展望を見いだすべく、医療・司法・被害者として特段に尽力しておられるシンポジストの方々を迎えて、下記の通り「記念シンポウム」を開催いたしました。 会場には約120名の方に参加いただき、最初に6名の講演にお話しいただきました。まず、鈴木利廣弁護士が「この20年の医療事故対策という政策の進展」と題して、医療事故原因調査制度、医療基本法等の制定への各界の動向と民主党政権下で政策化の進展が止まっている現状をお話され、公的制度整備の推進を訴えました。石川寛俊弁護士から、「この20年の民事・刑事・行政処分の変化」について、特にこの数年、医療被害者に大変厳しい状況で、東京・大阪地裁での勝訴率は10%未満と指摘、それでもやむにやまれず提訴している被害者の思いを、司法は受け止める必要があると話されました。近藤孝医師は1969年千葉大採決ミス事件以降の医療ミス問題から説き起こし、医師として医療界の逆風に厳しさに抗して被害者支援を続けてきた、医療の信頼への責任の思いを語っていただきました。森功医療事故調査会代表は、医療事故調査会15年間の鑑定結果から垣間見る日本の医師の現状について、同僚審査の欠如・科学者の側面も放棄、と厳しく指摘しました。また、地域医療監査機構の提案がされ、大阪での新たな試みが注目されます。勝村久司さんは被害者して、診療情報の公開・開示が医療の安全性をはかる原点だとして、とりくんできた20年の活動を紹介、カルテ開示の実現や中医協委員として診療明細書発行制度作りの前進を報告しました。永井裕之さんは「報告文化、正直文化、そして安全文化は」と題して、年間医療事故死が2万ー4万人と云われている現状の対策が、国として全く遅れ、特に医師の自律性の遅れを指摘、事故調の早期設立を訴えました。 引き続いてシンポジウムでは、金沢大学の打出喜義医師が、医療事故のマスコミ報道とBPOの問題点を報告、会場からの質問に沿って、医療事故調査制度設置へ向けた討論が深められました。 当日の講演・シンポジウムの内容の詳細は、医療過誤原告の会々報34号(3月頃発行予定)に掲載します。
又、会場では、「医療過誤原告の会20周年記念誌」(20年のあゆみを振り返り、31名の方々から寄せられた激励と闘いの寄稿文を掲載)が配布されました。 ご希望の方は、原告の会事務局(090-6016-8423)へ連絡下さい。(一部1000円です)
<記> 創立20周年記念シンポジウム
・石川 寛俊 (弁護士)
・鈴木 利廣 (弁護士)
・近藤 孝 (紀和病院長)
・森 功 (医療事故調査会代表)
・勝村 久司(医療情報の公開・開示を求める市民の)
・永井 裕之(患者の視点で医療安全を考える連絡協議会代表)
シンポジスト
・石川 寛俊 (同上) ・鈴木 利廣 (同上)
・近藤 孝 (同上) ・森 功 (同上)
・打出 喜義(医師・金沢大学医学部産婦人科)
・勝村 久司 (同上) ・永井裕之 (同上)
コーディネータ
・宮脇 正和 (医療原告の会・会長)
・高橋 純 (医療原告の会・副会長)
主催: 医療過誤原告の会
共催: 患者の視点で医療安全を考える連絡協議会
IMG_NEW (シンポjジウムちらし案内・PDF版)
裁判傍聴のお願い 長谷川 圭祐 (茨城・東海村)
原告の会会員各位
平成20年12月17日から始まった私の医療過誤訴訟の裁判は、
10月21日の裁判で17回になりました。ようやく被告医師らの
証人尋問が下記の日程で行われることになりましたので、
多数の傍聴をお願いいたします。
日時・場所 12月2日、13:30~、水戸地裁302号法廷、
内容 被告医師3名の内2名の医師の尋問
私は、平成16年2月2日に、被告病院の脳神経外科医
(術者:2名、助手:1名)により、
頸椎の手術(椎弓形成術と神経根減圧階窓術)を受けた所、
術直後から四肢・体幹が麻痺し、同年の8月に身体障害者(1級)
に認定されました。2年に及ぶ懸命の入院リハビリで何とか右手の
人差し指でワープロをうつことができますが、現在も、四肢の
不全麻痺(左半身の方が強い)、右半身の痺れ、後頸部・背部・
両腕の痛みに耐えながら毎日、自宅で自主リハビリをしています。
また、妻に介助してもらい、なんとか日常生活を送っています。
連絡先電話 029-282-7957
第31回 医療版事故調宣伝のおしらせ
日時 10月22日(土)11:30-12:30
場所 JR御茶ノ水駅 水橋口(水道橋・新宿側)
あいにく小雨が降ってきてピンチ、総勢12名。しかし、病院が多いせいか、チラシもよく受け取っていただきました。 今回は,署名活動を終了した後は,別記の医療基本法シンポジウムに参加し、終了後、交流会をおこないました。
次回は、11月26日(土)16時~17時、京浜東北線 王子駅前です。
「患者の権利法をつくる会」創立20周年記念シンポ
~みんなの医療基本法~ 主催:患者の権利法をつくる会
日時 10月22日(土):13:30~16:30
会場:明治大学(お茶の水)リバティタワー1011号
■基調報告/小林洋二(弁護士・権利法つくる会事務局長)
■パネルディスカッション
・伊藤雅治(社団法人全国社会保険協会連合会理事長)
・加部一彦(愛育病院新生児科部長)
・小西洋之(参議院議員)
・桜井なおみ(NPO法人HOPEプロジェクト理事長)
・辻純一郎(昭和大学客員教授、医薬品企業法務研究会)
(コーディネーター)
・鈴木利廣(弁護士・明治大学法科大学院教授)
シンポジウム in 札幌(2011.9.24) 催:医療の良心を守る市民の会
テーマ:「医療安全と医療事故」
~医療者と患者の対話:情報開示・事故調査・説明の必要性~
1.開催趣旨
2006年4月発足した当会は「患者と医療者が手をつなぐためにすべきこと」を追求する活動をシンポジウムやセミナーを開催して、医療者・弁護士・医療事故被害者家族など
のシンポジストと医療者・市民との対話をしてきました。東京を中心に大阪・名古屋でも開催しました。
「架け橋」研究会が開催する研修会が9月25日から始まることに同期して、
当会10回目のシンポジウムを念願の札幌で開催することにしました。
テーマは「医療安全と医療事故」~医療者と患者の対話:情報開示・事故調査・説明の必要性~として、医療者にとっては「架け橋」研修会につながり、「患者と手をつなぐた
めにすべきこと」、また一般市民にとっては「医療者と手をつなぐためにすべき
こと」を少しでもつかんでいただけるシンポジウムを目指したいと願っています。
2.プログラム
13:30 開会
第1部 シンポジウム(以下 敬称略)
13:40~13:40 シンポジウム開始 座長 隈本 邦彦 加部 一彦
13:45~14:05 医療者の立場から(病院事例) 南須原 康
14:05~14:25 研究者の立場から(米国事例) 岡本 左和子
14:25~14:45 被害者の立場から(事故事例) 永井 裕之
*休憩 14:45~15:00(参加者からの質問・意見を回収)
第2部 パネルディスカッション
15:00~16:30 第1部メンバーに森 利光 、安井 はるみ 、豊田 郁子の3名が
加わり、テーマ・副題について参加者からの質問・意見などを加味して討議
会 場:札幌国際ビル 8階 国際ホール TEL: 011-241-9610;
URL: http://www.itogumi.jp/kokusai-hall.html …
札幌市中央区北4条西4丁目1番 札幌国際ビル.
地下鉄南北線「さっぽろ」駅下車徒歩約2分.
JR「札幌」駅下車徒歩2分.
9月17日、関東集会が都内で開かれ35名の被害者・家族の方が、全国から集まりました。
高橋純副会長の司会で、はじめに宮脇正和会長から7月に開催した公的医療事故調査制度化を求める参議院議員会館内集会などの取り組みを報告、続いて患医連(患者の視点で医療安全を考える連絡協議会:本会をはじめ医療被害者などの5団体でつくっている)代表の永井裕之氏が民主党政権による無過失補償制度検討会の問題点などにふれて挨拶しました。 講演は彦坂幸伸弁護士が「弁護士まで10年、医療問題を担当して」と題してお話いただき、質疑も活発におこなわれました。 続いて役員の永井国生さんが、大学病院と医療過誤裁判を闘い高裁で和解した報告を行いました。
新しく被害者となった参加者が多く、病院との対応や裁判での課題など交流などが時間いっぱい行われました。集会終了後も、場所を移して、個別の相談が行われました。
また関東集会終了後、会場近くのJR大塚駅北口で、医療版事故調の設立を求める宣伝・署名活動を行いました。 医療被害者、弁護士、支援者など総勢29名の呼びかけに、多くの方がビラを受け取って、署名して頂きました。協力して頂いた皆様、ありがとうございました。
会員 前田経一・宮脇正和
<第30弾> 9月17日(土)17:00~18:00
場所 JR大塚駅 北口広場で行います
厚生労働省の無過失補償制度の第1回検討会が8月26日に
開催されました。
医療被害者の願いは事故原因究明と再発防止あっての補償です。
今後の動向に注目し、意見をあげていきたいと思います。
野田内閣発足で小宮山洋子厚生労働大臣となりました。
事故調設立への機運を大いに盛り上げていきましょう。
多くの皆さんの参加を呼びかけます
連絡は宮脇(携帯090-6016-8423)までお願いします。