患者の視点で医療安全を考える連絡協議会
医療過誤原告の会
医療事故市民オンブズマン・メディオ
医療情報の公開・開示を求める市民の会
医療の良心を守る市民の会
陣痛促進剤による被害を考える会
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中医協の前田雅英氏の国会同意人事案について、野党各党が再任を「不同意」としましたが、その理由が明確ではありません。新聞報道によれば、民主党は「刑法の専門家として医療関係者を委縮させる発言が目立つ(共同通信)「刑法の専門家だが、医療事故対応は刑法的アプローチではあわない面もある(読売新聞)」「医療問題全般を議論するのにバランス感覚点で適性を欠く。(毎日新聞)と話したそうですが、公式の場での国民に対する説明が全くありません。
今回の不同意は、実質的に「医療版事故調査機関」づくりへの攻撃を意図したものではないかと危惧するので、私たち医療事故被害者は見過しにはできません。
現在、医療事故被害者たちの長年の願いを受けて始まった医療版事故調の議論が、被害者たちの声と、誠実な医療関係者たちとの真摯な議論によって前進しつつあります。前田氏は、医療版事故調の設立に関する厚生労働省検討会の座長をされており、中医協の人事であるにもかかわらず、医療版事故調に関する発言が不同意の原因であるように報じられています。
前田氏の医療版事故調に関する発言が不同意理由なら、その具体的文言を厚労省検討会の議事録から指摘し、責任政党としてその判断理由をきちんと説明すべきです。わたしたちは、厚労省検討会における前田氏の発言は、医療者と患者・市民の双方に対してバランス感覚があり、また医療者を萎縮させるような発言をしたことはないと認識しています。医療と司法の関係が大きな課題となっている検討会の座長として公正・中立にまとめる姿勢があり、適格な判断をされています。
なお、インターネットのメールマガジンやブログなど医療被害者や正論を発言する良識ある医療関係者たちに対する偏見や誹謗中傷が大量に流される中、前田氏は、忍耐強く議論を整理して進めてくれています。
以上のことから、患医連は、反対をした各党に対して、以下の3点を強く要望します。
- 「前田氏は不適格な言動がある」と主張するのであれば、中医協委員として不適格であるとする具体的言動を指摘し、説明してください。もし、前田氏の医療版事故調に関する発言が不同意理由なら、その具体的文言を厚労省検討会の議事録から指摘し、その判断理由を説明してください。
- どのように党内で審議し、機関決定をされたかを説明してください。
- 上記2点に関しまして、公式見解を公開してください。そして、ご回答などについて、私たちとの懇談の場を設定してくださいますようお願いいたします。
以 上
(※PDF版プレスリリースはこちら)
>公式の場での国民に対する説明が全くありません。
公式の場で、某氏を含めた元々の推挙理由の説明があったのでしょうか?
推薦過程にむしろ大きな問題があったとさえ思えてなりません。
>新聞報道によれば、民主党は「刑法の専門家として医療関係者を委縮させる発言が目立つ(共同通信)「刑法の専門家だが、医療事故対応は刑法的アプローチではあわない面もある(読売新聞)」「医療問題全般を議論するのにバランス感覚点で適性を欠く。(毎日新聞)と話した
これだけ理由を列挙されて、反省することもないのは、如何なものでしょう?
>医療者と患者・市民の双方に対してバランス感覚があり、また医療者を萎縮させるような発言をしたことはないと認識しています。
ここに関して大きな疑問を投げかけられているとは思いませんか?
鳥集氏のような違法に情報収集した暴露本を推進した勝村氏が委員であることすら、大いに疑問に思えるのに、この団体自身が鳥集本を絶賛するとは呆れてものも言えなくなります。
バランス感覚もなにもなく、医師・医療を萎縮させているという自覚もない個人が集まった団体であるというなによりの証左ではないのでしょうか?
Med_Lawさん
以前、どちらも医療被害者とは言えないからどう、とか騒いでたときから思っていたのだけど、聞かれたわけでもないのにそんな事ここに書いてどうするの?
こんなことを言った所で「あぁ、なるほどそうかもしれませんね。」なんてどうせ相手は絶対に言わないのだし(そもそも正直それほど反駁にはなってない)、一方で第三者から見ればせっせとこんなこと書き込む君が痛く見えるだけだろうに。しかも「ネット医師の書き込み」とかいって利用される可能性もあるのだぜ。
opp:oさん
ここの人達に聞く耳がないのなら、コメント欄は不要なのでは?
それと私の発言を覚えておられるようだけれど、貴方のお立場は???
>・・・あるのだぜ。
すこしお上品とは言えない表現法は如何かなと思います。
貴方の言う”そんなこと”なんか、上で一言も触れていないのに、何か琴線に触れましたでしょうか?
患者の視点で医療安全を考える連絡協議会:医療過誤原告の会:医療事故市民オンブズマン・メディオ:医療情報の公開・開示を求める市民の会:医療の良心を守る市民の会:陣痛促進剤による被害を考える会
の会員のお一人でしょうか???
だとすると非常に痛々しいことです。
ロジックのない批判は子供の喧嘩と同じです。
こちらは、きちんと根拠を揃えて批判しておりますので、ご心配ありませんように
Med_Law氏へ、
記事に関係ない個人的オピニオンをこんな処でコメントされても困ります。
あなたのコメントは不要です。
>Med_Law氏へ、
>記事に関係ない個人的オピニオンをこんな処でコメントされても困ります。
>あなたのコメントは不要です
管理人さま
Med-Lowさんのことです。
記事に関係ないコメントがどこにあったというのでしょう?
その解釈自体が非常に奇異に思えます
ディスカッションに関係ない中傷を非難するとすれば2の人に注意するべきでしょう
やはりあなた方は、一般市民の感覚を失われてしまわれたのでしょうか?
非常に残念です
>元々の推挙理由
も、
>(前田氏の)反省
も、Med_Law氏の個人的疑問も、
>鳥集氏
も、各党に対する当会の要望と関係ありません。
独善的な会のようですね。
心のうち
21世紀の今日、医師は、殺意をもって患者に対していないのだから、医業は刑罰の対象足りえない、医療の世界は、刑事罰から自由にならないと萎縮して医療ができないとする人々がいる。
殺意の有無とは、内心のありようである。何で測る?
赤ん坊を見ていると、欲しい物があれば手を出し、ごろごろと寝返り、転がってでもほしいもののところに行こうとする。心のうちは直ぐ行動となっている。大人になると、心の内はなかなか計り知れない。
しかし、この内面に何よりも重きを置いて動いてきたのが、近代市民革命の時代の起こった考え方、領主様が何と言おうと、ゴシック教会の中の聖職者が何を言おうと、あなたはどうなの?あなたのその時の意志、内面の意志、何を欲していたのか、それがすべてに優先して契約の効果を決する。
当時、農民、職人など人々は領主、貴族の傍らで、その意のままに、身分制度の桎梏のうちに生まれて、死にゆく者であったのだから、あなたがそのとき、何を、意思したの?と、それこそが契約を決すると言う、この近代市民法的契約原理は、何と言う開明性だろうか。市民大衆の大喝采のうちに、形造られた原理、思想ではなかったろうか。19世紀の世界である。
しかし21世紀となり、国境を越えて文化も商慣習も異なる相手との契約、取引を行なう時代を迎えて、社会も、家族のあり方も、個々人の価値観も違う、異文化接触の中で、契約の相手方の内心の意思は、こちら測の想像を越えていて、測り難い。
先ごろの光市の事件などでも、強姦殺人をして、そのときその人がどのような妄想を抱いていたか否か、本当にそうであったのかどうか。本人がそう強弁する時、本当にどうだったか、本人以外には否定する論理が存在せず。反論すること不可能な構成において、どうして紛争の相手方の理解を得ることができようか?さらに怒りを解く事は、望むべくもない。
そこで近頃は、この流れを契約原理の現代化などと言うのか、内心の意思よりも、そのとき、その人の、その内心の意思を抱えて行なった、具体的な法律行為が、何を生じせしめたか。その状況下でありえるのかどうか、その社会的妥当性を吟味する。いわば内心を移している事実を評価するのであろう。
内心の意志を反映する行動、事実を持ってその行為者の内心の意志を測る。
萎縮医療をなくすには
萎縮医療、医療側が萎縮せざるを得ない場面とはどんなか。
萎縮がおこるのは、生死の境にあるような、放っておけば死ぬような重症の場合であろう。よくある風邪、腹痛などでも、隠れた大きな病気があるかも知れず、重篤へと進む場合も無いとは言えない。しかし、それを問題にして行動を制御、萎縮するならば、道路も歩けず、飛行機にも乗れないだろう。通常の医療措置をすすめる。
重篤な場合などは、医師の殺意の有無を問う必要もなく、重篤と判断した事実、その命が危ない人の治療にあたり、然るべき準備、作業工程を踏んだのかどうかであろう。そのことがはっきりする記録を持っていれば、何の刑事罰がありえようか。萎縮は起こるべくも無い。
自信をもって実行し、その判断の根拠、実行経過を示せば良い。ここで問題が無ければ良し、やむを得ない経過、うっかり度があれば、常識の範囲かどうかが、その妥当性を判断されるのは医療に限った事ではない。
刑事罰とは社会の秩序が保てないような逸脱行為に対して国家が行なう制裁である。あまねく、社会の構成員が服さずにその社会は綻びる。アメリカ医学会の倫理綱領は、刑法罰より更に厳しく、自らに職業倫理レベルの縛りをかけてペナルティを課すが故に、刑罰が適用される余地がないと聞く。刑事罰を受けないのは治外法権下の外交官など。しかし自国の刑罰など別途適用される。
その時、その人を、自分の医療で助けたいと思った医師が、助ける為にどんな準備をして、どんな経過を踏んだか、それが明らかにできるシステムが無い事が、萎縮を産む。
どんなに一生懸命か、どんなに忙しい中でも、何と何を遂行したのか、その記録のシステム、その公開システムが無いから、混乱が深まる。まるで、普通の病気でも治療ができないかのような暗示を国民にかけている。
ちゃんと記録して、説明する、その説明システムを持つことだと思う。
それが何よりの萎縮医療を無くす道ではないだろうか。
リスクコミュニケーションと言う考え方もある。慢性疾患の多い時代、医療者だけでは人の病気はうまく治せないと思う。患者、病者の心の持ちよう、医師の言う事をよく聞いて進んで守る気持ちが大切である。そのためには、患者側も、危険もわかって頑張るしかないのだから。
ちゃんと記録して、説明して、治療し、萎縮医療でない完全医療。
素晴らしいです。
医療資源が限られていますので、「ちゃんと記録して、説明して、治療し、萎縮医療でない完全医療。」で対応できる患者が来た場合は、お断りさせて頂いて宜しいのですね。そういう市民ばかりだと助かります。
診療契約前に、労働基準法も守らないといけないので、愛育病院、日本赤十字医療センターのような極悪非道病院は看板を下ろさせますので、看板を上げている所に殺到するのでしょうが、そんな看板の裏で法律は守られているのかなぁ・・・・と呟いてみる。
よーく患者様の言うことを聞かせてもらいますが、耳は二つ、頭と口は一つしかないので、個人レベルでは合理的でも、社会的には膨大な難民を作り上げることになるのですが、「1人も過誤で損害を受けない」ことが至上命題ですから、医療を受けない限り医療過誤でないことは都合がよさそうです。
医療過誤撲滅、大賛成!