平成20年6月9日
朝日新聞社 代表取締役社長 秋山耿太郎 様
「医療崩壊」著者 小松秀樹 様
医療過誤原告の会
会長 宮脇正和
「医療紛争の当事者にはクレーマーが多い」という記述の修正要望
「医療崩壊」(小松秀樹著 朝日新聞社刊)における「医事紛争の当事者にはクレーマーが多い」(33p)という趣旨の記述は、合理的根拠が無く、偏見に満ちた記述で、大変遺憾です。
現在、医療事故被害者への中傷が横行しています。この様な記述は、医療事故被害者への中傷を助長する危険性があり、該当部分の修正を強く求めます。
( ※実際に送付した文章はこちら(PDF)です。 )
関連リンク:朝日新聞からの回答について
>現在、医療事故被害者への中傷が横行しています。
これは、根拠がどこにもないと思いますが・・
ちなみに
【横行】 「おうこう」
[名](スル)
1 自由気ままに歩きまわること。「やくざが街を―する」
2 悪事がしきりに行われること。ほしいままに振る舞うこと。「汚職が―する」
3 横へ進むこと。横向きに歩くこと。「カニの―」
どこに、医療事故被害者への中傷が、しきりに行われていますか?
責任をもってお示しください。
「傍観者」様へ、
以下のページをご覧ください。
http://www.genkoku.jp/archives/113
>医療事故被害者への中傷が横行
医療訴訟を受けた被告側(病院・医師)が完全に無責であると裁判で判定されても、自称”被害者”の中傷は収束を見せなかったりするのだから、中傷の加害者は、病院・医師側だけでなく、自称”被害者”である患者側にも多く認められると思ってます。
できる限りの医療を尽くしているのに、感謝どころか、謂われない損害賠償や、いわんや刑事訴訟を提示するなど、医師・病院の立場での医療訴訟の被害者の救済も考えてくれないで、原告患者側の自称”被害者”の訴状だけで記事を組むマスゴミなど、中傷の加害者以外、何者でもないでしょう
中傷する加害者は、許せないのですよね。全く同感です
自称”被害者”の訴状だけで報道するマスゴミへの批判を続けてくださいね
普通のマスコミであれば、具体的な事件に関して一方の意見だけではなく、相手方の意見も掲載すると思いますが、Med_Lawさんの言うように、そうなっていないのであれば問題ですね。
自称”被害者”である患者側が、「病院により被害を受けた」と主張した時、他称”加害者”である病院側が、「事実に誤認があり、徹底的に争う。」と主張するのは、OKだということですか?
裁判で全く主張を認められなかった自称”被害者”が、他称”加害者”に対して、どの位の償いをするのか、考えておられるのでしょうか???
大淀病院の事例は、まさに、そのような自称”被害者”、他称”加害者”の自称と他称がひっくり返った事例のように見受けられます。
この見受けられるという判断自体も、中傷として非難をしようというのでしょうか?
自称”被害者”たる者が提供したマスコミ情報を元にした判断であったとしても、自称で”被害者”なら批判はありえないとする主張でしょうか?
言論の自由の裏には、言論の責任を伴うべきと考えます。
小松先生を非難されるのであれば、同じ基準で自称”被害者”擁護団体の言動も非難すべきでしょう。
鋭いペンの刃は、両側で切れることを知るべきでしょう
もう少し分かりやすく書いて頂けないでしょうか。
趣旨が把握できません。
「被害者」という言葉自体がおかしい
真実は不明であるにもかかわらず。「被害者」と称すること自体が、すでに「医療従事者が悪い」と誹謗・中傷していることに他ならない。
日本の医療従事者は、先進国最低の医療費で、最長の労働時間を、世界一の医療水準を国民全てに平等に提供し続けているのに。
「被害者」を自称し、その言説を鵜呑みにしている団体は、日本全国の医療従事者の尊厳をないがしろし、その名誉を汚している
医療崩壊はギリギリの状態で最前線で働く医療従事者の名誉と尊厳を汚し、士気を崩壊させた、自称「被害者」をカタル人間・団体のせいである
医療従事者のやる気をなくさせ
医療崩壊を助長させるクソのような誹謗中傷活動をやめるべきだ
自称被害者団体の活動は、非生産的で、自分の家族が死んだのを誰かのせいになすりつける精神安定作用とわずかなゼニが手に入るだけ
もたらされるのは世界一を誇った日本医療崩壊で、われわれが受けられる医療が最低になっていくだけ
本当に実るある活動とは、日本の医療費を欧米先進国並みに対GDP比で1.5倍に引き上げるように、政府に働きかけるべきだ
医療従事者の待遇は改善され、過労はなくなり、人員も増え、余裕ができ、単純ミスも減り、患者アメニティもよくなる
真の解決を目指さず、医療従事者を誹謗中傷する団体など、地獄に落ちればよい
本会は、「被害者」を自称するクレーマーを擁護する気は全くありません。
>医療従事者を誹謗中傷する団体
私はそのような団体を知りませんが、存在するとすれば問題ですね。
「医療過誤原告の会」という名称自体が、日本全国で働く医療従事者に対する誹謗中傷である。
「結果が期待通りでなく医療事故と感じたので裁判所に訴えた原告の会」という誰が見ても中立で他人を傷つけない名称に変更しなさい。
> 医療崩壊助長団体
もうさ、みっともないからやめなよ。
村沢啓次さん
みっともないのは、小松先生から適切な指摘をうけたことに対し、逆ギレ抗議文を提出した団体だと思います
IP:211.125.52.246, seirei.or.jp から書き込まれた中傷コメントのいくつかを削除し、アクセスを禁止しました。
以後、同じ者から中傷が続けられた場合には、プロバイダである「社会福祉法人 聖隷福祉事業団」に対して発信者情報の開示請求を行うと共に、法的処置をとらせてもらいます。
http://s03.megalodon.jp/2008-0621-1159-17/www.genkoku.jp/archives/113
その「中傷」がどの程度のものだったのか大変気になりますが、それはさておき、上記魚拓の元記事コメント欄でGreenTourism氏によって出されている貴会への大変重要な質問が未回答のままです。ぜひとも回答をお願いします。
以下引用(全文は元記事コメント欄参照)
そこで伺いたい、法的に出された決済を受け入れず、医者の立場への理解も拒んでおられるとするならば、貴会の持っておられる「誹謗中傷」とは、一体いかなる客観的基準に基づいてその様に判断されているのか、ご教示願いたいです。自身の主観だけに立って他者の批判は一切入れない、などと言う幼児的態度を取られる貴会では無い物と信じております。
是非にも貴会の側からの情報開示を願います、貴会的に言う誹謗中傷の、その客観的指標です。
誹謗中傷の客観的基準も提示できず、自分の主観だけで相手側や他人を批判するような行為は、反社会的行為ではないでしょうか?私は、貴会がこの様な他人の言論をあげつらい、己が気に入らぬもの全てに文句を付けたがる態度について、大変に好ましく無い物を感じます。
一日でも早く、誹謗中傷とはいかなるものであるか、貴会としての基準を明示して欲しい所です。
「俺は嫌な目にあった事がある。その古傷に塩を塗りこまれたと『感じる』ような『全て』は誹謗中傷だ」などと言うのは、社会的に受け入れられる物では全くありません。
当会独自に「中傷」の基準を作って判断している訳でありません。
一般的な「中傷」の言葉の定義に従って判断しています。
大辞林 第二版 (三省堂)
ちゅうしょう ―しやう 【中傷】
根拠のない悪口を言い、他人の名誉を傷つけること。
http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?search=%E4%B8%AD%E5%82%B7&match=&itemid=13163100
根拠のある主張であれば、たとえ自らに不利な事であろうとも、受け入れなければならない、と考えています。
ここ半年,ほぼ毎週1回東京地裁高裁に医療裁判傍聴に出かけていますが,聞いていると「こりゃクレーマーだよなぁ」というのが,実に多いです。私は医師ですから,医師側の見方ではありますが,小松先生の考えには違和感を感じるところはありませんね。今後,自分のブログやホームページで傍聴記録を積極的に公開していきたいと思います。
>IP:211.125.52.246, seirei.or.jp から書き込まれた中傷コメントの>いくつかを削除し、アクセスを禁止しました。
>
>以後、同じ者から中傷が続けられた場合には、プロバイダである「社会福祉>法人 聖隷福祉事業団」に対して発信者情報の開示請求を行うと共に、法的>処置をとらせてもらいます。
これはフェアではありませんよね。
あなた方が知り得るIPアドレスからの情報をわざわざこの場で晒すことはないでしょう。
これでは書き込む人間に対し「こういうことを書き込む輩がいたから晒し者にしたぞ。へたな書き込みするとIPアドレス公表して発信元を突き止めてそれも晒してやるぞ」という恫喝を行っていると受け取られても仕方がないですよね。
書き込みに対し注意を促したいならニックネームとはいえ記名しているのですから、その名前を使って行えばいいだけではないですか?。
この行為に関して釈明を求めます。
「これから同じような中傷コメントが書かれた場合は、発信元を突き止めて法的に対処します。IPが分かっているので、プロバイダに情報開示を求めれば、それは可能です。」という警告です。
>これから同じような中傷コメントが書かれた場合は、
ええっ!?。
「同じような」と書いてありますが、どのようなものが同じなのか”中傷コメント”が削除済みで全く提示されないのに何を基準に書いたらよろしいのでしょうか?。
何気なく書き込んで管理者様の気に障る表現があったら、
>発信元を突き止めて法的に対処します。IPが分かっているので、プロバイダに情報開示を求めれば、それは可能です。
と言われここにIPアドレスと発信元を晒されるわけですか?。
ここに書き込む人間を威圧していると受け取られかねないようなコメントを残されると、二度とここに寄りつく人間はいなくなります。
気に障ったことがあったら「公表する」「訴える」と言いながら、何が気に障ったのかを提示しないというなら、
「ここに書き込むことは許しますが、書き込むことにより誰を・何を・訴えるか・公表するかは管理者に全て一任されております」
と断り書きを最初に提示して頂かなければ非常にアンフェアです。
そもそもここに何も書きこんでもらいたくないのですか?。
非常に矛盾していると思いますが?。
>何を基準に書いたらよろしいのでしょうか?。
基準は、「16」のコメントに書いたとおりです。書き込まれたコメントが基準に当てはまるかどうかは、管理者である私が判断しています。
>ここにIPアドレスと発信元を晒されるわけですか?
他人を中傷するコメントが掲載された場合は、対抗手段としてありえます。
通常の書き込みで、そのような心配はいらないです。
>「ここに書き込むことは許しますが、書き込むことにより誰を・何を・訴えるか・公表するかは管理者に全て一任されております」と断り書きを最初に提示
ここは公共の場所ではなく、「医療過誤原告の会」が管理運営している場所ですから、管理者に管理が一任されていることは、当然の前提と考えています。
IPアドレスと発信元を晒すのが手法としていいかはともかく、あまりにも変な人が多い時はコメント欄を廃止したほうがいいかもしれませんね。
4月の公開質問を読みました。質問状にある根拠というのはたとえば統計のような客観的で疑いのない、誰もが納得するデータみたいなものでしょうか。ならば小松氏は絶対にそんなものは持ち合わせていないでしょう。だってそもそも「クレーマー(という単語)」の定義自体が人によって異なる以上客観的に調べようがないですから。
おそらく小松氏は全くのデタラメではなく、自分が勤務医をしていて感じたことを、本の出版当時は一面的だった医療紛争の議論に新しい議論を起こすために書いたんだと思います。
具体的な中傷がありそれら個々を非難するのはわかりますが、さすがに「危険性があるから」変えてくれというのはさすがに常識的に考えて無理でしょう。
まぁそれでも書き方をもう少し考えてほしいと言いたいんでしょうけど、出版済みの本ですし危険性だけでは朝日新聞社も困るでしょうね。
そもそも,小松氏の記述を否定するだけの証拠も示さずに記述を訂正しろなんて,言論の自由に難癖をつけるような手紙を送っちゃって,「こりゃ,クレーマーの中のクレーマーだよ」と思われるのがオチじゃないですかね?
活動の方法を深く考え直したほうが良いように思いますが。
>小松氏の記述を否定するだけの証拠も示さず
「根拠がない」という批判にたいして、「根拠がないという証拠がない」という批判は、通常ありえないと思います。(実際の記述を見れば、根拠が何も無いことはすぐ分かります。)
小松氏の記述は、医療紛争の当事者おける「医療事故被害者」と「クレーマー」を比較して「医療事故被害者」は少なく「クレーマー」が多いと断定しています。
「クレーマー」が存在することは事実であり問題ですが、論拠なしの記述によって、本当の「医療事故被害者」まで「クレーマー」扱いされてしまっては問題だと思い、今回要望を出しました。
>「根拠がない」という批判にたいして、「根拠がないという証拠がない」という批判は、通常ありえないと思います。
あー,最近裁判記録ばっかり見ているんで私の感覚が狂っているのかも知れませんが,普通こういうクレームをつけるときは,つける側がその証拠を用意しないといけないのと違いますか?
実際,医療訴訟で判決に至った事例のうち,60%以上は原告敗訴なのであり,敗訴原告を一緒くたにクレーマーと言うことはできないとはいえ,この数字は小松氏の主張を裏付ける証左になると思いますが。
書き方が悪く誤解を与えてしまったようです。
小松氏の文章そのものが証拠になります。
>この数字は小松氏の主張を裏付ける証左
そのことを根拠として小松氏が挙げている訳ではないので、そのような主張をされても意味がありません。
変な人が荒らしているので誤解されないように言っときますが、それ自体には明確な中傷のない恐らくはそれまでとは別の議論を喚起するために書かれた文章に、定義がない以上不可能な根拠を求めて、まぁ書き方をもう少し考えてほしいという気持ちはわかりますが、「可能性」だけで訂正してくれというのはさすがに無理でしょうと僕はいいたかっただけです。
そもそも要望の内容が,「医事紛争の当事者にはクレーマーは多くない」という前提の下に書かれた修正要望であり,「医事紛争の当事者にはクレーマーは多くない」ことの根拠がないままでは,要望自体が不当なクレームという扱いをされる可能性はぬぐえないでしょうね。
要望する修正というものが,「医事紛争の当事者にはクレーマーが多い」ことの証拠を挙げるような修正でも良い,ということであれば理解も出来ますが,このエントリ冒頭に掲げられた「要望」はそうは読めませんからね。
> 村沢啓次(2)様、
ご主旨は把握しました。当会との認識の違いということでご理解ください。(当会としては深刻にこの小松氏の文章の影響を考えています。)
> 峰村健司様、
主張していないことを「主張してしているはずだから、その証拠を出せ」というのは如何なものでしょうか?
当会としては、「医療事故被害者」と「クレーマー」のどちらが多いか?は「不明」であり、もしくは「クレーマー」の定義があいまいな以上、どちらが多いかなど答えられない、と考えています。
社会問題と言う物は、最初は無かったものを当事者がさまざまな異議申し立てを行い、社会的に認知され、構成されてゆくものです。
その社会問題の「実在性」を巡って「オントロジカル・ゲリマンダリング」OG問題というのがあって、それは個別の異議申し立て、語りによってその社会問題は実在する問題として一定のイメージを社会的に構成してゆくというものです。そしてそのイメージがその問題を逆に縛って、その問題の意味を枠にはめる働きがあると指摘される。言語で表現されるイメージ、概念が、社会問題の定義やクレームを同定してしまっているのではないか、という疑問が発せられる。OG問題はモンスター、クレーマーと言う言説にもあてはまる。
最愛の人の死の経過、苦しみの経過、自分自身であったり分身である我が子や家族が壊れていく、その経過を、人はどのように語っているのか。当事者の語り続ける言葉、その事の積み重ねによってしか「社会問題」は現実を表しえない。メスで痛めつけられた大脳、心臓は人にどんな苦しみもたらすか、血管に病原菌を入れられればどんなに苦しいか、尋常ではない苦しみを共に生きてしまった私達、語り続けることによって医療過誤という現実を表すのか。
>当会としては、「医療事故被害者」と「クレーマー」のどちらが多いか?は「不明」であり、もしくは「クレーマー」の定義があいまいな以上、どちらが多いかなど答えられない、と考えています。
あなた方の主張については,それはそれで自由に主張すれば宜しい。一方小松医師は,クレーマーが多いと主張されている。小松医師の著書には根拠が書かれていないというが,それは根拠がないことの証拠にはならない。根拠を示せというのなら理解できるが,根拠がないとの決め付けで修正を要望などという度を越えた主張はやはり相当無茶なクレームである…
ここまで書いて,おぼろげに想像がつきました。原告敗訴6割超の一因を。そりゃあこのエントリのような要望が正当なものだと考えられるようでは,訴訟ではなかなか勝たないでしょう。
むしろ私は心配します。医療を受けて残念な結果に終わった,けれども医師に法的な責任はない,というような事例について,「それでも医師が悪い,何とかしたい」という思いに弁護士が(内心では負け覚悟で)応えることによって,さらに患者さんやご遺族が損失を負わせる例が少なくないのではないかと。実際,何でこんな例で訴えているんだろうという例を多く見かけますが,今後は患者側弁護士の質も問われるべきでしょうね。
小松氏の記述に根拠が在るのなら、それを記述すればいいだけの
ことです。もちろんそれでも構いません。
やはり、あなたは何か誤解しているようです。
>小松氏の記述に根拠が在るのなら、それを記述すればいいだけの
ことです。もちろんそれでも構いません。
そうそう,そう言われるのならそれでいいんですよ。このエントリに掲げられた要望書には,「根拠があるならそれを記述すればよい」などと考えているということは微塵も伺えないので,誤解(誤解じゃないと思いますけどね(笑))したわけです。
小松氏の記述に根拠があるのなら,それを記述すればよい,と考えているということで私はすっかり納得しました。朝日新聞社や小松先生がここを見ていなければ,彼らにとってはおかしなクレーム的な要望書であることは変わりないと思いますが,私はOKです。どうも長々とありがとうございました。
#今からでも,「根拠があるならそれを記述すればよい」旨を記した補充要望書でも出したら,少しは不当クレーム扱いを免れることができるのではないかと思います。
今気づいたのですが,もしかして「医療崩壊」の本に,その根拠が書いていないという事実が,その根拠がないことの証拠だと,短絡思考をしているんですかね?! それだったらすごい論理の飛躍だと思いますね。言われてみれば医療訴訟の原告敗訴例には,そういう類の思い込みでの提訴がしばしば見られます。妙に納得しました。
峰村様へ、
小松氏が本書以外で根拠を提示しているのであれば、どこで提示しているのでしょうか。
本として一つに纏まられている訳ですから、その中で根拠を提示するのは当然のことだと思いますが。
あと、お願いです。残念ながら、あなたの非生産的な書き込みに一々対応するだけの余力が当会にはありません。今後コメントは差し控えてください。
よろしくお願いします。
該当ページ(P33)より一部抜粋。
「病院が真摯に対応しなければならない本当の被害者も存在するが、それよりもクレーマー型の当事者の方が多く、病院はクレーマーへの対応に多くの人手と膨大な時間がとられている。」
皆様方は、「本当の被害者」のほうに入るのなら、それで良いのではないですか?
該当ページを読んで、どうしてここまでの反応をされるのか?
それ自体が不思議であり、そのこと事態が、かえって、皆様方の立場を悪くしてしまうような気がします。
今からでも遅くないですから、このエントリーの撤回と相手方への謝罪をされてみてはどうですか?
私たちが云々ではなく、この根拠のない間違った記述により、クレーマーでない者までクレーマー扱いされかねないことが、問題だと考えています。
管理人様のコメントを拝見していると
なぜ、医事紛争が泥沼の対立に嵌まり込んでいくのか
がわかってきます。
自ら謝罪が出来ない人が、他人に謝罪を求めても上手くいくはずがありませんものね。
それと、論理的には、峰村様のほうが完全に筋が通ってますしね。
>通りすがり様
どの点で筋が通っているのか、分かりやすく説明してもらえますか。
峰村様には、きちんと自分の主張を言っておられる。
一方、管理人様には、具体的な主張がないまま、ただ、
「クレーマーが多い」という主張は困る
とだけ、繰り返しおっしゃっておられるだけである。
そこに、説得力を感じることはできません。
しかも、「非生産的」という抽象的な言葉で、自らの方から、一方的に峰村様との会話を終わらようとする。
「都合の悪い意見は聞く耳もたん」というスタンスが見て取れてしまう。
そんな態度では、意見の異なる人と対話なんかできんでしょう。
はなはだ、心もとなく思い、もし私が医療被害者になったとしても、とても頼りなく思え、貴会に援助を求めてもだめかなあとさえ思えるわけです。正直申し上げて・・・。
以上、中立の立場で、議論を拝見させていただいたものには、そのように見えたわけです。
>具体的な主張がない
「小松氏が根拠もなく”医事紛争の当事者にはクレーマーが多い”と主張するのは問題である」と言ってることは本文を見れば明らかです。
>「都合の悪い意見は聞く耳もたん」というスタンスが見て取れてしまう。
このホームページは「医療過誤原告の会」が管理しているサイトです。
当会にメリットのないコメントは必要ありません。
何か言いたいこと書きたいことがあるのなら、どうぞご自身のサイトでなさってください。
当会にメリットが無いばかりか、ロクに文章を読まず見当違いなコメントを書く人や、論理性が無い書き込みが後を立ちません。
そのような行為は迷惑です。迷惑行為は止めてください。
峰村氏が指摘しているように、医療訴訟の原告請求棄却(部分的にも容認なし)が、6割というのは、十分に「クレーマーが多い」という事実を指しているので、小松先生が本文中に根拠を出すまでもなく、事実としての確認で何が非難されるというのだろう?
我々が一番悩まされるのが、理屈の通らない感情だけの慰撫を求めて、クレームを付けてくる連中なんです。
この手のクレーマーが、圧倒的多数のための善良な日本の医療を腐食させている事実には目をつぶるのでしょうかね???
「※このコメントに中傷の意図はありません。」(朝日流責任回避表現)
>峰村氏が指摘しているように、医療訴訟の原告請求棄却(部分的にも容認なし)が、6割というのは、十分に「クレーマーが多い」という事実を指している
峰村氏が指摘しているように、「敗訴」=「クレーマー」ではないと思いますが。
また繰り返しになりますが、小松氏が根拠としていないことを此処で指摘することに、何の意味もありません。
(本文中には医療訴訟で原告請求棄却が多いという事実は、一言も触れられていないのですから、そのような事実から出発して「クレーマー」が多いという結論になっている訳ではないのは明らかです。)
『このホームページは「医療過誤原告の会」が管理しているサイトです。
当会にメリットのないコメントは必要ありません。』
普通、どの団体のサイトにしろ会合にしろ、メリットのある意見デメリットのある意見両方が表明されてはじめて健全だと思うんですけどね。
本題と無関係な意見というのは論外にしても。
医療過誤訴訟を支えてきた皆様は尊敬しておりますし、それだけに多様な意見に耳を貸していただけることを期待しております。
では失礼いたします。
問題の文章と同じページに次のような文があります。
「(2)クレーマー・過度安心希求型
本当の医療事故被害者より多いように私には感じられる。」
この文章を見る限り、多い少ないに関しては、小松氏の主観によるものではないかと思います。
また、クレーマーの定義に関しては、「冷静な合理的議論はできなくなる。」「病院に対し常軌を逸した攻撃をする。」との文章がありますので、事故の内容、病院側の過失の有無とは関係なく、”病院に対し常軌を逸した攻撃をし、冷静な合理的議論を拒否するような患者側当事者をクレーマーと考える”といった感じではないかと言う気がします。
以上、思うところを書いてみました。
少し話がずれますが、「医療の限界」小松秀樹著P57より「ニューイングランドジャーナルオブメディシン」の論文が紹介されています。
詳細は、同書を参照していただくとして、結論は「訴訟の帰結と過誤の有無とはあまり関係ない事が、この研究で明らかになりました」(つまり、過誤・有害事象がなくても訴訟に発展したために損害賠償を得たケースがある一方、過誤・有害事象があったにもかかわらず、なんら救済されなかったケースがあったという事)。
そのあとに、「日本には同様の研究はありません。しかし、救済されるべき患者の多くが救済されていないことは疑う余地がないと思います」
「医療崩壊」を含め、小松氏の文章を読む限り、医療事故被害者は公平に救済されるべきであり、声の大きい小さいで、救済の内容が差別されるべきではないと主張しているように思います。
(株)朝日新聞出版より当会あてに、何ら対応する気はない旨回答があったので、ご報告します。
やっぱりクレーマが訴訟を起こすと思います。
訴訟を起こさないクレーマーがいたとすれば
弁護士に相談する手数料が払えない人でしょうね。
すずめの涙ほどのお金で動いてくれる弁護士が
増えればもっとこのサイトも繁栄するはずです。
匿名希望ですいません。基本的な質問です。
>P:211.125.52.246, seirei.or.jp から書き込まれた中傷コメント
>のいくつかを削除し、アクセスを禁止しました。
>以後、同じ者から中傷が続けられた場合には、プロバイダである「社会
>福祉法人 聖隷福祉事業団」に対して発信者情報の開示請求を行うと共
>に、法的処置をとらせてもらいます。
とありましたが、既にアクセス禁止としたのなら、コメントできないのでは、ないのでしょうか。あるいは、中傷とは、このホームページにコメントすることでなく、他のHPなどに書き込みするということでしょうか。また、法的処置とは、民事及び刑事訴訟のことをおっしゃっているのでしょうか。それほど、ひどい書き込みだったのでしょうか。少なくも、私の知る限り、お医者さんも看護士さんもそんなに、悪い人には、思いませんが。とにかに、熱くなりすぎに、大人の対応をお願いします。
大前提としてある要請をする時は、特にそれがすでに出版された本の修正となるとそのための強い理由が必要とされます。本文章では「根拠を示すことができないこと」にそれがおかれましたが、それでは朝日側が応じないのは仕方の無いことです。
多分「自分の意見について明確な根拠を示せないのだから『おかしい』しならばそれは『よくない』のだ」という論理を考えていたのだと思います。無論その論理がそのまま当てはまることもあるでしょうが、今回はその限りではありません。なぜならこの話題は明確な根拠が求められるテーマではないからです。
これが自然科学ならある主張を出すまでの過程で厳密な根拠が求められ、それが無いなら「おかしい」になります。でもきわめて人文的な事ならば特に人間の話のときは、それが物理的に不可能なので「根拠の無さ」を指摘するのは一般的でないしあまり意味がありません。だから例えば、「(近年の医療側の動きが)患者側の権利が強まることに不満を持っていた一部の医師からの反撃だ」という人がいても、「その根拠を示してください」とか「実際に表立って活動している人が誤解を受ける可能性があるのでそれは取り消してください」とは言いません。
上記のような考え一般的なので朝日新聞社が本要請に応じないのは仕方の無いことです。また示せてないことは小松批判の理由には使えません。
念のためにいいますが、この文章のそれ以外の部分には私は理解をしています。「自分の見た中では不当なことをいってくる人が多かった」という人に対して「偏見に満ち」と言うのは議論が厳密にはかみ合っていないとは思いますが、ただ本団体が「助長の可能性」を危惧するのは仕方の無いことだと思っています。
また私はこの箇所を批判することは可能だと思っています。この文は自らの経験が元になっているようです。無論どんな人にあったのかはわかりませんが、ただある人(患者)を「クレーマー型」と「名付ける」とその刹那(仮にその意図が無くても、時には)それは実質的な「決め付け」「レッテル貼り」になります。その延長上で予想外の形で「救わなければならない誰か」が排されるという事もあるかもしれません。
よって本会がすべきは「言論で」この様な物事を批判していくことではないのでしょうか?「そこらへんの人達」なら私は何も言いません。でも実際には全国最大の規模と歴史を持つ被害者団体であり日本の医療に対し大きな影響力と発言力を持っています(おそらくそこらへんの医者よりははるかに大きな影響力を持っているでしょう)。そのような団体および具体的な活動をし、実際に影響力を持っている人にはもう少し熟慮された言葉や行動が求められるのではないでしょうか。