第22回総会記念シンポジウムのお知らせ

「医療過誤原告の会」第22回総会記念シンポジウムを下記の通り開催します。

日時 11月30日(土)13:30~16:30

場所 全労連会館ホール(東京・御茶ノ水、JR御茶ノ水駅徒歩8分)

http://www.zenrouren-kaikan.jp/access.html

内容 1、医療事故被害報告

古川 實 (熊本 医療事故被害者遺族・医師)

柴田清吾 (千葉 医療事故被害者遺族・医師)

大沼美喜子(東京 死因究明モデル事業体験・遺族)

2、講演 弁士

勝村久司(産科医療補償制度運営委員・医療事故被害者遺族)

「産科医療補償制度の現状と意義・展望」

永井裕之(日本医療安全調査機構運営委員・医療事故被害者遺族)

「死因究明モデル事業の実績を制度化に活かすために」

3、シンポジウム 「医療事故調査制度(公平・透明性・再発防止)設立を願って」

シンポジスト 勝村久司(同上)、永井裕之(同上)、

古川實(同上)、柴田清吾(同上)、大沼美喜子(同上)

コーディネーター 宮脇正和(医療過誤原告の会・会長)

参加費 無料、 事前申し込み 不要

是非、多くの方のご参加をお待ちしています。

連絡先 宮脇(090-6016-8423)

講演会in熊本 毎日jpにも掲載されました

講演会in熊本 毎日jpにも掲載
毎日新聞 2013年11月05日 地方版にも掲載されました。

医療訴訟:課題指摘 「事故情報の共有を」 原告の会・宮脇さん講演−−熊本市 /熊本
毎日新聞 2013年11月05日 地方版

 医療事故被害者と家族に対し、助言などの支援を行う「医療過誤原告の会」の宮脇正和会長(63)の講演会が4日、熊本市のくまもと県民交流館パレアであり、約40人が参加した。【松田栄二郎】

 東京都東村山市在住の宮脇さんは、83年に診療ミスで次女のあゆちゃん(当時2歳)を亡くした。当初、医師から「(親が)きちんと面倒を見ていなかったのではないか」と高圧的な態度で言われ、死因の説明も何度も変わったという。その不信感から民事訴訟を起こし、娘の死から10年後に和解した。

 講演では、医療事故に対して患者や家族が訴訟を起こそうとしても、協力してくれる医師や弁護士が見つかりにくいうえ、裁判にかかる費用負担も大きいなどの理由で、多くの人が泣き寝入りしている、と課題を説明。医療機関が事故情報を占有せず、情報を患者と共有するべきだと主張した。

 さらに「医師個人に責任を押しつけたり、病院を経営難にするのが我々の活動の目的ではない。事故の教訓を生かし、背後にある医療システムの問題点を改善して質の高い医療を実現するのが目的だ」と訴えた。

講演会in熊本の報告

2013年11月4日 講演会in熊本
2013年11月4日 講演会in熊本

九州・熊本において、講演会を下記の通り開催致しました。

あなたの身近に医療事故はある!「年間24000人医療事故死の現実、同じ被害をくりかえさないために」

主催 医療事故被害者・家族を救う会 代表 古川

日時 2013年11月4日14:00~17:00

場所 熊本県民交流館「パレア」会議室1

熊本市中央区手取本町8-9

1、身近な医療事故報告(古川、石政)

2、講演

「医療被害者の実情と公的医療事故調査制度の早期設立を願う」

講師 宮脇正和(医療過誤原告の会・会長)

3、会員交流

連休の最終日にもかかわらず、新聞社や医療関係の方々を初め、元議員の方など約50人の方々が参加されました。現役の医師でもある主催者の古川氏は、冒頭から「医療ミスを隠ぺいするなんて信じられない。同じ医師として恥ずべき行為だ!」と医療側の隠ぺい体制を厳しく非難し、「報告が出ていない事例を含めると、10倍の年間20万人以上の被害者がいるのではないか? これを放置してきた国や行政にも問題がある」と指摘し、ご自身の医療過誤問題と並行し、国や医師会へも働きかけていくことを宣言されました。