昨年の話になりますが、当弁護団内のある先生から、証拠保全の現場トラブルについてのご報告をいただきました。報告後、あれこれと意見交換をする中で、「せっかくなので、これまでにあった『あんな保全・こんな保全』の各自体験談についてまとめてみたら興味深いのではないか」とのご提案を受けました。
ふと振り返ってみると・・・
医療事故が起きた時、事実経過を検証するために「カルテ開示」と並んで重要なのは「証拠保全」です。カルテ開示は個人などが病院やクリニックに依頼するのに対して、証拠保全は裁判所の命令で行うものです。
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