医療事故調査機関設立キャンペーン・大阪報告

医療過誤原告の会・関西支部の篠原です。
医療事故調設立キャンペーン《大阪》宣伝(チラシ配布・署名)活動報告です。

●日 時:2009年3月14日(土)14:00~15:00
●場所:JR大阪駅東口(御堂筋口)集合

木下先生や永井さんのご尽力のおかげで、本日14日、JR大阪駅周辺で医療事故調査委員会の早期設立を実現するためのチラシ配布・署名活動を行えました。

参加者は原告の会・関西支部から、篠原、北さん、薮見さんはじめ7名、医療の良心を守る会・代表の永井さん、奈良大淀病院事件原告の高崎さん、陣痛促進剤の被害を考える会の奥林さん。以上、10名で活動を行いました。参加していただいた皆様には御苦労さまでした。

活動を開始する直前には雨も上がり、皆さんの熱い熱意が天気も味方につけ、多くの方にチラシ約800枚配布、署名は130筆ほど集めることができました。

関西では昨年11月、「公正・中立な医療事故調査機関の早期設立を」をテーマにした医療過誤原告の会シンポジウム(大阪)を開催しましたが、関西地方では他に医療事故調関連のシンポジウムや学会等がありませんでしたので、医弁の先生、医療関係者、一般市民の方々は、頻繁に医療事故調関連のシンポや学会のある関東地区と比べ、かなり温度差があり関心が薄いのが現状でした。

そのような現状の中、本日の活動の参加者は医療過誤により病院で最愛の家族を亡くされた原告の方たちに集まっていただき、人通りの多いJR大阪駅前でチラシ配布・署名活動を行いました。

また、その活動の様子や医療事故調査機関の必要性を多くのマスコミの方々にも取材していただき、当日夕方のTVニュース(NHK、毎日放送、関西テレビ)で流していただいたことで、多くの関西地方の人々に医療事故調査機関設置に向けての皆さんの取り組みや当該機関の必要性などを周知してもらうことができたと思います。

次回、22日は主に関東医弁の先生方や豊田さんらに来阪していただき、チラシ配布署名活動を行っていただきますが、今後、さらに関西地方でも医療事故調推進キャンペーンの運動を大きなものにしていきたいと考えておりますので、本日取材に来られたマスコミ各社には引き続き、22日のチラシ配布・署名活動の取材のお願いをしています。

被害に心当たりの方、連絡下さい

会員からのお知らせです。

被害に心当たりの方、連絡ください

「娘は、現在14歳の中学2年生です。平成8年6月17日、当時1歳7ヶ月の時に、けいれん重積発作で、横浜市大附属浦舟病院に入院し、同年7月26日に退院しました。約40日間の入院になります。しかし退院時には、重度の脳障害を負ってしまい、今も障害を抱えた生活が続いています。

このケースは、こちらの知らないうちに、学術論文として発表されていました。1998年に出版された「脳と発達 第30巻 第3号」に、娘の症例が載せられています。

題名は、「感染に伴う急性脳症35例の臨床的検討」です。また、1999年に出版された「脳と発達 第31巻 第4号」には、「1987~1996年の10年間に112例の脳炎/脳症を経験した」とあります。題名は「感染に伴う急性発症脳炎28例の臨床像」です。

現在、横浜市大付属病院を相手に提訴中ですが、過去、横浜市大付属病院の小児科に入院して、子どもが障害を負ってしまった、あるいは、死亡してしまった。そして、その原因に、医療過誤があるのではないかなど医療不信を抱いている方は、下記にメールあるいは、連絡を下さい。よろしくお願いします。  (横浜市  匿名)
   
連絡先:医療過誤原告の会事務局
住 所:〒189-0026 東京都東村山市多摩湖町1-22-2
Eメール:contact@genkoku.jp   FAX:042-393-9873