寄稿「第三次安倍改造内閣の動きに注目しよう」

各報道機関が報じているように「医療事故調査制度」は多くの問題点を抱えたまま10月1日施行されました。

    この政策に関わってきた石井みどり元参院厚労委員長は日歯連迂回献金スキャンダルで一敗地にまみれ、同じく嘗ての日歯連闇献金事件に関わったとされる橋本龍太郎元総理の次男(政治一家・三世議員)橋本岳厚労省政務官も一部の急進的な医療関係者と結託して、この制度の運用細則を捻じ曲げてしまった感は否めません。そうした医療関係者とのやり取りは彼らのツイッターのやり取りにも見受けられました。

本日 第三次安倍改造内閣人事が発表され、橋本政務官は閣外に去り、石井みどり議員も検察庁の調べを受ける事態となり、もうこのような不祥事は起こして欲しくないと願いながら、後任の副大臣、政務官らが事故調査制度見直しにどのような姿勢で臨むのか、私たち医療過誤被害者は注視していかなければならないと思います。政治、行政に関わる方々には目先の利害に惑わされることなく、5年後10年後を見据え、遍く社会に通じる医療安全のあるべき姿を描いて頂きたいと願っています。                                                                                                                    (医療過誤原告の会・会員投稿)